マクラーレンのランド・ノリスは、かつてルイス・ハミルトン(フェラーリ)がMotoGPのバレンティーノ・ロッシと愛車を交換して走っていたことに嫉妬していると語った。
F1は先日、中東のルサイル・インターナショナル・サーキットでカタールGPが開催。ここはF1よりも何年も前から二輪世界最高峰のMotoGPが開催されてきた場所ということで、トークショーではF1ドライバーたちにこの場所でバイクレースをしてみたいか? という質問が投げかけられた。
しかしオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、即座に「絶対に嫌だ」とこれを一刀両断。バイクでレースをするのは、命が惜しいと語った。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)やリアム・ローソン(レーシングブルズ)は質問に賛同していたが、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は「バイクは恐ろしい」と語るなど、F1ドライバーは尻込みするほうが多い様子だった。
ただ、7度のF1王者ハミルトンだけはそもそも説得する必要もなかった。なぜならバイク好きの彼は2019年に、MotoGPマシンを走らせているからだ。
当時メルセデス所属だったハミルトンは、MotoGPのレジェンドライダーであるバレンティーノ・ロッシと、F1マシンとMotoGPマシンを交換し、走らせる機会があった。ハミルトンはヤマハYZR-M1を、ロッシはメルセデスW08をバルセロナで走らせたが、これは大きな話題となった。
そんなハミルトンに対し、ノリスは「羨ましい」と語った。ノリスはバレンティーノ・ロッシのファンなのだ。
「凄く羨ましい。僕よりも先にバレンティーノといっしょに走れてるんだから」
「僕は四輪を始める前には、バイクに乗っていたんだ」
ノリスはカートレースに転向する前の幼少期に、モトクロスやクアッドバイクを愛していたと以前から明かしており、F1を目指す前はMotoGPライダーになることが子供の頃の夢だったと認めている。
そんなノリスは「いつかバイクのリングに戻って、挑戦してみたい」と語っていた。
するとハミルトンは「一緒にトラックデーをやろう」と応じ、ノリスも「ああ、シーズンが終わったらだ」と答えていた。
ファンからはこのふたりがバイクに乗って過ごす日について「見るためならお金を払ってもいい」とコメントされるなど、既に期待されている様子だった。

