もしも二人が芸人にならなかったら――?

――今回、パラレルワールドのような“芸人にならなかった世界線”という設定でしたが、もし芸人でなかったら何をしていると思いますか?
町田 俺は地元から出てないと思う。トラックの運転手とかなってそう(笑)。
佐々木 僕も多分宮城に残ってたと思います。芸人になりたいから東京に来ただけで、そうじゃなければ地元か、行っても仙台くらいで働いてたはず。
――では二人は出会ってない?
佐々木 出会ってないでしょうね、もちろん。もう全然会わなかったら会わなかったで、全然楽しい人生だったんでいいんですけど。
町田 なんでそんなこと言うんだよ(笑)。「この世界が一番いいです」って言っとけばいいだろ。
佐々木 いや、しんどい思いも結構したわけじゃん。この10年間。
町田 まあこっからもわからんしな、正直。
佐々木 だから「会ってなければもっと楽な人生だったのに」とかあるかもしれないので(笑)。
町田 だとしても言うな、そんなこと(笑)。
多忙を極める二人のクリスマスの過ごし方

――今回はクリスマス設定で、友人宅で開かれるクリスマスパーティーにプレゼントを持っていくという内容でしたが、お二人は普段プレゼント交換などしますか?
佐々木 プレゼント交換はないですね。ただ、今年ラジオの企画で町田がプレゼントくれたんですけど、今のところ一回も使ってないです。
町田 おい使えよ、お前(笑)。企画なんだから使ってみて「全然よくなかった」でも「よかった」でもいいけど、使わないのが一番ないんだって。
佐々木 いや、ちょっとバタバタしてて……。
――プレゼントは何だったんですか?
佐々木 なんか小さい暖炉みたいなやつです。本当に手のひらサイズのミニ暖炉で。でかい暖炉も使ったことないのに、小さい暖炉……。
町田 でっかい暖炉は人にあげないだろ(笑)。でも一人で寒い夜とか過ごすのにちょうどいいと思って。暖房より喉壊しづらいし、ちゃんと考えて選んでるんですよ。
――佐々木さんのために考えたと。
町田 もちろんです。適当な“ちっちゃい暖炉”じゃないです。考えに考えての暖炉です(笑)。
――今年のクリスマスの予定はありますか?
佐々木 クリスマスは……もう完全に仕事でしょうね。年末年始はスケジュールびっしりで、今の時点で1月後半まで休みないです。
町田 でもチキン食ったりぐらいはあると思いますよ(笑)。どんだけ忙しくても、なんやかんやでチキンだけは食べますね。