
新たな色の「ギャバン」とともに公開された"超"予告映像 (C)テレビ朝日・東映AG・東映
【動画】「えっ、ギャバン?」「それとも別物か」 これが過去作で姿を見せた「金色の宇宙刑事」です
「人数」が増えるなら「スーパー戦隊」との差別化どうなる?
東映の新たなヒーローブランド「PROJECT R.E.D.」から、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の”超”予告と新たな2種類のティザービジュアルが2025年12月4日(木)に公開されました。今回情報の解禁では、先日話題となった「赤いギャバン」に加え、新たに「銀色」と「金色」のギャバンの姿が明らかになり、ファンに大きな衝撃を与えています。
今回の発表が特に注目を集めている理由は明らかです。11月30日に「赤と黒」のギャバンが描かれたティザービジュアルが公開され、「赤いヒーロー」が活躍する新シリーズ【PROJECT R.E.D.】の第1作として『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』が発表されたばかりだったからです。
元祖『宇宙刑事ギャバン』といえば、銀色のメタリックスーツが大きな特徴のヒーローとして多くのファンの印象に残っています。新しいギャバンは銀色ではなく「赤いヒーロー」が主役になるのではと思っていた多くのファンにとって、銀色と金色の「ギャバン」の登場は予想外の展開となりました。
一部には、「金色のギャバン」という点から、『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』に登場し、裏切者として主人公らを翻弄した「宇宙刑事エステバン」を思い起こすファンもいましたが、もっとも関心が集まっているのは、この3色の「ギャバン」が「フォームチェンジか、それぞれ別人か?」というポイントです。
SNSでは「ひとりのギャバンが複数の形態を持つのか、それともギャバンが複数人いるのか?」「銀色のギャバンがしっかりくるんだけど」「3人のギャバン…実質戦隊もの?」など、さまざまな声があがっています。もし「フォームチェンジ」によってギャバンが異なる色に姿を変えるという設定なら、元祖「ギャバン」の設定を踏襲しつつ、近年の特撮ヒーロー要素も取り入れた形になりそうですが、3人の「ギャバン」がチームとなって活躍するという展開になると、「スーパー戦隊」との差別化をどうするのか? という点も気になるところです。
謎を呼ぶ「蒸着」「超ギャバい」のキーワード
公開された新ティザービジュアルは、それぞれ特徴的なシチュエーションとフレーズが組み合わされています。雨の中佇む銀色のギャバンには「蒸着」、両手で天を仰ぐ金色のギャバンには「超ギャバい」の文字が刻まれているのが印象的です。
「蒸着」というワードは、1982年放送の『宇宙刑事ギャバン』でもお馴染みのフレーズとして広く知られています。一方、「ギャバい」という新たなフレーズはいったい何を意味するのか、その真意にも注目が集まっています。
SNSでは、「いつもの日アサだ(笑)安心した」「ギャバい… 大丈夫か?」「公式SNSアカウントのようなノリじゃなくて作品の正式ビジュアルでも使うの?」などの声があがっています。これまでの日アサ特撮番組の「コミカル路線」を踏襲するのかどうかに関心が集まっており、それを歓迎する人、不安に感じる人など、反応はさまざまです。
ただ、公開されたビジュアルそのものに対してはおおむね高評価のようです。「わずか何秒で蒸着するのか?」「メタリックな感じがめちゃくちゃ伝わってくる」「これが人生で初めて見るメタルヒーローになるんだよ…そういう意味でとても楽しみ」といった声があがっています。
『ギャバン インフィニティ』に関する次回の情報解禁日「12月25日(木)」も予告されました。「スーパー戦隊終了」報道から時間が経ち、ファンの多くは戦隊シリーズの終了を惜しみつつも、新たなヒーローシリーズの登場に大きな期待を寄せているようです。
