
芦田愛菜さん(2022年01月撮影、時事通信フォト)
【画像】え、「たしかに顔立ちが猫猫っぽいかも」 コチラが文春の『薬屋のひとりごと』実写化報道で、芦田愛菜以外に名前が出てた23歳女優です
キャスト以前の課題も?
マグミクスが配信した「文春の『薬屋のひとりごと』実写化報道に反応相次ぐ 主演・芦田愛菜で『容易に想像できる』と賛成派も増えてるが」という記事に、多くの反響が寄せられています。250件以上のコメントが集まり、特に芦田愛菜さんのキャスティングについて、ファンたちからさまざまな視点での意見が展開されました。
元となる記事では、2025年12月3日に「週刊文春」が報じた『薬屋のひとりごと』実写映画化のニュースとともに、ファンのSNSでの反応を紹介しました。シリーズ累計発行部数4500万部を突破し、アニメ第3期の放送や劇場版の公開も決定している人気作品の実写化に、主人公「猫猫(まおまお)」役として芦田愛菜さんが起用されるという報道です。
興味深いのは、報道が二段階で伝えられたことによるSNSの反応の変化でした。12月2日夜に「実写化決定」という情報が流れた際は拒否感を示す声が多かったものの、その後に芦田愛菜さんが主演という情報が追加されると、態度を軟化させるファンが続出したのです。
芦田さんの起用に肯定的な意見を寄せたファンからは、彼女の演技力への信頼が伝わってきます。「芦田愛菜ちゃんならコスプレ感ならないと信じてる。しかも抜群の演技」という声や、「雰囲気合ってるかも……と思った」という意見が多数見られました。
特に印象的だったのは、猫猫の特徴的なシーンを芦田さんで想像できるという声です。「『これ…毒です』のあの表情とか芦田愛菜ちゃんで思い浮かぶ」というコメントからは、原作の重要な場面を彼女が演じる姿が具体的にイメージされている様子が伺えます。
また、「実写化みたいな話流れてきてそんなまさか……と拳上げてたんですけど、主演が芦田愛菜だと聞いて拳下げました」という率直な意見も目立ちました。当初は反対の姿勢だったファンが、キャスト発表で態度を変えたという正直な心境の吐露です。
一方で、芦田さんへの評価は高いものの、慎重な姿勢を示すファンも少なくありませんでした。「芦田愛菜さんは大好きです!でも!棲み分けは必要なんだよ監督!」という声からは、複雑な心境が読み取れます。
具体的な懸念としては、ビジュアルのイメージの違いを指摘する意見がありました。「美人で頭がいいけども、種類が、印象が違うんです」という指摘は、芦田さんの魅力を認めつつも、猫猫というキャラクターとは異なるタイプの美しさではないかという疑問を示しています。
また「猫猫の毒味シーン」を実写でどう表現するのか気になるという声もありました。原作で描かれ、アニメ版でも高く評価された猫猫の毒に対する独特の反応を、実写という新たな媒体でどう表現するのかという技術的な課題への関心です。
キャスト以前の問題として、実写化そのものへの根本的な懸念も多く寄せられています。「何でも実写化しないでほしい。こうやって流行りに便乗して実写化されると興冷めしてしまう」という声は、安易な実写化の風潮への批判を含んでいます。
舞台セットや世界観の再現についての不安も指摘されました。「花街も宮廷もどうするんだろう。CGですかね。なんだか小ぢんまりとした内容になりそうで」というコメントからは、壮大な世界観を持つ作品を実写で表現することの難しさへの懸念が伝わってきます。
さらに、「小説もマンガもアニメも評価が高い作品なので、実写でやるからには完成度の高い作品を目指して欲しい」という期待の声もありました。すでに複数のメディアで成功している作品だからこそ、実写化にはより高いハードルが課せられているのです。
芦田愛菜さんというキャスティングは、多くのファンの警戒心を和らげる効果を持ちました。しかし同時に、演技力のある俳優を起用すれば解決するという単純な問題ではないことも、ファンの反応から明らかになっています。実写化が成功するかどうかは、今後の続報と実際の作品を見てからの判断となりそうです。
