F1元世界王者のジャック・ビルヌーブ氏が来季テスト兼リザーブドライバーへの降格が決まったレッドブルの角田裕毅に、励ましの言葉を送った。英専門メディア『GP Blog』が報じた。
角田に辛口評価を下すことでお馴染みのビルヌーブ氏から、まさかのエールだ。今回の降格については「数か月前から分かっていたこと」と既定路線だったとしつつ、今後については“異例”ともいえるポジティブなコメントを発した。
「角田はそもそもこれほど長く実りあるキャリアを積んできたことを喜び、感謝すべきだ。チャンスを掴んだものの、上手くいかなかった。しかし、大きな名声を築き上げた。まだまだドライバーとしての未来が残っており、今後もレースで多額の収入を得られるだろう。日本のレースに復帰するかもしれない。今やスター選手であり、その地位は永遠に続くものだ。だから、大丈夫だ」
この発言にSNS上では「珍しくまともな論評している...」「正直、メチャメチャ見直しました」「期待してたからこそ辛口になってたのかもね」とビルヌーブ氏のご意見番としての姿勢を再評価する声が多く上がった。
角田は自身のインスタグラムに「最高のF1ドライバーになることを諦めるつもりはない」と記しており、F1レギュラーシート復帰を目指している。
構成●THE DIGEST編集部
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