米誌『Sports Illustrated』のロサンゼルス・ドジャース版は現地12月3日、ドジャースの今オフ補強に関する記事を配信。弱点のひとつと言われているクローザーの補強に動かない可能性を指摘した。
ドジャースは昨オフ、オールスター経験のあるクローザー候補のタナー・スコットと4年7200万ドル(約112億円)、カービー・イェーツと1年1300万ドル(約20億円)で契約。MLB屈指のリリーフ陣を揃えたものの、スコットは61登板で防御率4.74、23セーブ、MLBワーストの10セーブ失敗と期待を大きく下回る結果に。イェーツも防御率5.23と苦しんだ。
絶対的なクローザーの獲得に動くと見られているなか、フロント陣は異なる決断を下すかもしれない。カリフォルニア地元紙『Orange County Register』は、ブランドン・ゴームズGMが「(チーム内にも)選択肢はたくさんある」と、現状維持の可能性を示したと説明。特にスコットに大きな期待を寄せているとしてゴームズ氏の発言を紹介した。
「リリーフ投手の不安定さは、過去にも経験している。残念ながら、他の優秀なリリーフ投手にも同じようなことがあった。だから、タナーが来年復活し、素晴らしいシーズンを送ってくれると確信している。そして、試合終盤の投球を任せる可能性も十分に考えられる」
実際に“補強なし”の可能性を広げているのが、現在のFA市場の状況だ。今オフすでにライアン・ヘルズリー(ニューヨーク・メッツ→ボルティモア・オリオールズ)、デビン・ウィリアムズ(ニューヨーク・ヤンキース→メッツ)ら、FAのリリーフ投手が続々と契約をまとめている。
ポストシーズンでリリーフ投手として大活躍した佐々木朗希は、先発投手に戻る可能性がある。ブルペンが今後もドジャースの“アキレス腱”となってしまうのか、フロント陣とFA市場の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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