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【ストロングスタイル】2代目ハヤブサが初参戦 “東京ドーム以来”のマスクマントリオで快勝

【ストロングスタイル】2代目ハヤブサが初参戦 “東京ドーム以来”のマスクマントリオで快勝

『初代タイガーマスク ストロングスタイルVol.37-THE 20th ANNIVERSARY-』後楽園ホール(2025年12月4日)
○タイガーマスク&ザ・グレート・サスケ&ハヤブサvs日高郁人&阿部史典&政宗×

 2代目ハヤブサがストロングスタイルに初参戦。“東京ドーム以来"となるサスケ&タイガーとのマスクマントリオで快勝した。

 全日本プロレスが1999年5月2日に開催した『ジャイアント馬場引退記念興行』東京ドーム大会で合体したのが、サスケ&タイガー&ハヤブサのマスクマントリオ。小川良成&マウナケア・モスマン(太陽ケア)&垣原賢人と対戦し、時間切れ引き分けの激闘を繰り広げた。

 2代目ハヤブサが生まれたことで、伝説のマスクマントリオが26年ぶりに実現し、日高&政宗&阿部組と対戦。2代目ハヤブサはストロングスタイルプロレス初参戦となった。

 かつてライバル関係にあったタイガーと日高の先発で幕開け。いきなり日高がマスク剥ぎを仕掛けてブーイングを浴びる。怒ったタイガーはローキックで反撃し、早くも感情むき出しでやり合った。その後、しばらくサスケが攻め込まれたものの、満を持してハヤブサが登場。華麗なドロップキックやトラースキックなどで3人をナデ斬りにして歓声を巻き起こすと、阿部にスワントーンボム、ライオンサルトを連続投下。「ハヤブサ」コールを巻き起こした。阿部も得意の回転浄土宗から巻き返すと、あとを受けた政宗もアンクルホールドで拷問。だが、ハヤブサはジャンピングハイキックでピンチを脱する。

 タッチをもらったタイガーが政宗にソバットを見舞うと、マスクマントリオは連係へ。サスケ、タイガーの連続串刺し攻撃からハヤブサがニールキックを叩き込む。すかさずタイガーがチキンウイングアームロックに捕獲。阿部のカットが間に合うと、サスケとハヤブサが分断に動く。タイガーはタイガースープレックスの体勢に。

 阿部が伊良部パンチでカットに入ったものの、ハヤブサが阿部を場外に排除。タイガーが日高を風車式バックブリーカーで場外に追いやると、サスケがセントーンアトミコ、ハヤブサがノータッチトペコンヒーロで場外に足止め。政宗は必死に抵抗したものの、タイガーは飛びつき十字固めで丸め込み、技ありの3カウントを奪った。

 26年ぶりに再合体したマスクマントリオが快勝。タイガーが「自分自身も今日はワクワクするようなカードでしたよ」と充実感をあらわにすると、サスケも「これはもう最強。自分で言うのも申し訳ないけど、ジュニア最強トリオだから。こうなったらタイガー、これはもう引退撤回だな」と満足げに振り返った。タイガーは「これが終わりじゃないんで。今日から始まりですから。まだハヤブサ選手と組む機会があると思うし。またサスケ会長と3人で」と再合体に意欲を見せ、「新日本プロレスでもいいじゃないですか」と語っていた。


【試合後のサスケ&タイガー&ハヤブサ】

▼タイガー「どうもありがとうございました」

▼ハヤブサ「ありがとうございました」

▼サスケ「ありがとうございました」

▼タイガー「いや、自分自身も今日はワクワクするようなカードでしたよ」

▼サスケ「これは東京ドーム以来だよ」

▼ハヤブサ「99年以来ということで」

▼サスケ「大変なことだよ、これ」

▼タイガー「今日ハヤブサ選手と初めて組ませてもらって、試合を見たけど、素晴らしいっすね」

▼ハヤブサ「ありがとうございます」

▼タイガー「何なんですか、この動き」

▼ハヤブサ「あれから26年経ってやっている現役バリバリのお二人の輝きを…」

▼タイガー「サスケ会長と久々にこうやって組んで、まあ、みちのくプロレスが懐かしいなと思ったしね。もう今日は本当に1日ワクワクしました」

▼サスケ「この間、ハヤブサ選手とタッグを組ませてもらってね。それで絶対にもう怖いものないと思うんだけど、それに今度はタイガーマスクと組んでトリオだからね。これはもう最強。自分で言うのも申し訳ないけど、ジュニア最強トリオだから。こうなったらタイガー、これはもう引退撤回だな。どうも失礼しました」

※サスケが先に去っていく

▼タイガー「今日は第2試合というのがもったいないなあと。できることなら、もうちょっと上で、このストロングスタイルプロレスの中の、佐山先生がやっていたタイガーマスクという、当時こうだったよなというものを、ハヤブサ選手もサスケ会長も見せられるし。そういうのをもうちょっと上でやれてもよかったかなと思いますね。でも、これが終わりじゃないんで。今日から始まりですから。まだハヤブサ選手と組む機会があると思うし。またサスケ会長と3人で」

▼ハヤブサ「はい。次はもっと上のほうで」

▼タイガー「新日本プロレスでもいいじゃないですか」

▼ハヤブサ「ぜひ」

▼タイガー「出たいですね」

▼ハヤブサ「よろしくお願いします」

▼タイガー「ありがとうございました」

▼ハヤブサ「ありがとうございました」


【試合後の日高&阿部】

▼日高「阿部!」

▼阿部「なんですか。タイガーマスクどうでした? この前の再戦どうでした?」

▼日高「いやいや、まだ納得いかないよ」

▼阿部「納得いかない?」

▼日高「納得いかないだろ。お前だって納得いってないだろ?」

▼阿部「俺はグレート・サスケに納得いかない。俺は2人の絡みを見て納得いかない。あれ、日高さんが勝ってた」

▼日高「勝ってた?」

▼阿部「勝ってた、勝ってた」

▼日高「じゃあ、1対1で証明するしかないよ。今日は火が点いてたな。マスクに手をかけて火が点いてた」

▼阿部「火が点いてた」

▼日高「だから、やるしかねえな、1対1で」

▼阿部「今、終着地点探してますんで、コメントの」

▼日高「まだ終着しないけど、1対1やるしかない」

▼阿部「じゃあ、俺もやろう。会長とやろう」

▼日高「お前はいいだろ」

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