左手に指輪をはめたとき

左手に指輪をつける意味は精神面でいい流れを呼び込むという意味があることは前述しました。
では左手につける指輪は5本指ごとにはどういった意味合いがあるのでしょうか。
誰もが知る左手の薬指の結婚指輪以外にも、左手の指輪には意味合いがたくさんあります。
ここでは左手の指輪のそれぞれの意味合いをご紹介します。
親指(サムリング)の意味
親指につける指輪はサムリングといい、「幸運を呼ぶ」という意味があり、古代から支配者が好んで指輪をはめた指だといわれています。
左手のサムリングは、自分の信念を貫いて前進するパワーを呼び込むといわれ、自分が進みたい道がある場合に全力で後押ししてくれます。
目標を実現したい場合には最適な指輪の位置だといえます。
人差し指(インデックスリング)の意味
人差し指につける指輪はインデックスリングといい、指標や指針といった意味をもち、自立心や活力をアップさせることに有効です。
左手の人差し指につける指輪には、積極性をたかめて自分が進むべきゴールに向かって前向きに取り組めるという意味があります。
恋愛面でも、自分をみつめてほしい願望をかなえる力があるともいわれています。
中指(ミドルフィンガーリング)の意味
左手の中指の指輪はミドルフィンガーリングといい、コミュニケーション能力の向上や家内安全、商売繁盛といった意味があります。
ミドルフィンガーリングには、左右ともに、ひらめき、直観力の向上を意味しますが、左手の中指の場合は、協調性を高めてくれ、周囲との円滑なコミュニケーションをはかれます。
そのため、対人関係に悩みがある方にはおすすめの指輪の位置だといえます。
薬指(アニバーサリーリング)の意味
左手の薬指といえば、エンゲージリングをはめる指ということからもわかるように、絆を深める、永遠の愛という意味があります。
古代ギリシャ時代から左手の薬指は心臓につながる血管があることからも、愛する人と通じるとして、神聖な指とされてきました。
そのため、現在でも結婚指輪や婚約指輪などは左手の薬指にはめることが一般的になっています。
小指(ピンキーリング)の意味
左手の小指には願いを叶える、恋を引き寄せるという意味があります。
左手のピンキーリングには、チャンスを呼び込んで願いを叶える意味があるために、子宝を願う人や安産祈願にも有効です。
また、新しい出会いや恋人を引き寄せる力があり、愛を呼び込むパワーがあります。
出会いを求める人、愛を呼び込みたい人は左手のピンキーリングをしてみてはいかがでしょうか。
そもそも指輪の起源とは?

左手、右手で指輪の意味合いが異なることや、またそれぞれの指ごとの指輪の意味をみてきましたが、指輪の起源はどのようなものになるのでしょうか。
指輪の歴史は古く、その起源は古代ローマです。当初は現在の指輪とは違った意味ももっていました。
また、現在の結婚指輪といった風習は15世紀ごろから始まりました。ここでは指輪の起源についてご説明します。
ヨーロッパ地域における指輪の起源
ヨーロッパにおいては、古代ローマ時代から指輪を贈る風習は存在していたといわれています。
古代ローマ時代から、指輪を贈るということは婚約成立を意味し、贈られた指輪をはめることで未来の夫への純潔を守る義務が発生していました。
そして、指輪をはめていたにもかかわらずに、これを破れば法的責任も発生したといわれています。
アジアの地域における指輪の起源
アジア地域でも、中国において、指輪は紀元前から存在していましたが、詳しい起源については定かではありません。
中国では指輪のことを「戒指」と書き、間違いを戒めるという意味を持っていました。
また、中国では男性の場合は権力の象徴、女性の場合は装身具として用いられていました。
日本では、指輪は中国から縄文時代に伝わりました。
