Photo:Sirabee編集部元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が12月4日、自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』に出演。ポスティングシステムによるメジャー移籍が確実な今井達也の去就を分析した。
■今井の移籍先はどこに?スタッフから今井の移籍先を質問された高橋氏は「ピッチャーズパーク(投手有利の球場)に行ってほしいと思う」と語り、サンフランシスコ・ジャイアンツを推奨。
また名門のニューヨーク・ヤンキースにも言及し、「ヤンキースも日本人選手が多く所属し、対応も良いんですけど、球団としての制約が多く厳しい部分もあります。今井投手は、勝手なイメージですけど、自由奔放な感じもするので、あまり球団に縛られないところに行ったほうが面白くなる」と持論を展開した。
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■最終的に3球団を推薦高橋氏は最終的にサンディエゴ・パドレス、シカゴ・カブス、そしてジャイアンツを挙げる。
続けて「現在のドジャースの最大のライバルはパドレス。パドレスにはダルビッシュ(有)投手や松井(裕樹)投手がいて、良い場所でもあるし、良い環境ではある。ただオーナーが代わる、代わらないの問題があって、そこまでの資金を投入するかどうか。少しゴタゴタするかもしれません」とも語っていた。
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■超高額な契約になる模様2023年から3年連続二桁勝利を挙げ、今年は防御率1.92と抜群の成績だった今井。山本由伸がドジャースのエースになったこともあって日本人投手の評価が上がっており、超高額な契約になることが予想される。
今井の「ドジャースを倒したい」という発言から考えると、最も入団に適しているのは同じナショナル・リーグ西地区のライバル、パドレスだろう。ダルビッシュと松井が所属し、レジェンドの野茂英雄氏もアドバイザーを務めている。
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■ヤンキース入りもある?日本人選手がいないことを条件とすると、ジャイアンツや地区は異なるものの、フィラデルフィア・フィリーズの可能性も。一方で資金力のあるアメリカン・リーグのヤンキースが狙うとの声もある。
いずれにしても、来季今井がどのユニフォームに袖を通すのか、注目したい。
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【今回の動画】高橋氏が今井の移籍先を予想■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)