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「これが最後の恋だって」56歳男、運命の女から“無理な願い”に動揺。決断までの残り時間はあとわずか…

「これが最後の恋だって」56歳男、運命の女から“無理な願い”に動揺。決断までの残り時間はあとわずか…

運命の女からの予想外の要求


家族がいて羨ましい(写真:iStock)

「海で泳ぐ僕たちを、カラフルな熱帯魚が囲むんです。まるで祝福されているみたいで…。それ以来、病みつきになってしまって、沖縄本島だけじゃなく、宮古島、石垣島、伊江島などの離島にも行きました。ただ…今年に入ってから、美恵子に変化が出てきたんです」

 ――和樹さんは、家に帰れば家族がいて羨ましい。

 そんな言葉を、切なげに漏らすようになったという。

「それだけじゃありませんでした。

 ――私は家に帰っても独りぼっち。もっと連絡が欲しい。

 ――職場に気づかれないように振る舞うのも、もう限界。

 そして、とどめの一言です。

 ――周りに言えないなら、せめて奥さんには私の存在を認めてほしい」

 つまり「妻公認の愛人にしてほしい」という要求だった。

再婚を断られても、愛してる


彼女のいない世界では…(写真:iStock)

「さすがに困りました。妻と僕は完全に“家族”ですが、愛人の存在など告げたら即離婚でしょう。娘も深く傷つく。

 それで、思い切って聞いたんです。『もし僕が離婚したら、再婚してくれる?』と。すると彼女は笑って『私はバツ2よ。結婚はもう無理。事実婚ならいいけど』って(笑)。

 それでも、やっぱり好きなんです。どんなにワガママを言われても、あの明るい笑顔に癒されるし、男としての自信もくれる。3年間の思い出もある。

 仕事で苦労を共にしたことだってある。僕は…魂のレベルで彼女を愛しているんです。美恵子のいない世界では、生きられない」

配信元: コクハク

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