DAZNが、今季の契約満了をもってF1配信を一旦終了すると声明を発表した。
DAZNは日本でのサービス開始当初、2016年の夏からF1のライブ配信をスタート。最初は同年のF1ベルギーGPだった。併催のFIA F2、FIA F3そしてF1アカデミー、さらにはスーパーフォーミュラやフォーミュラ・リージョナル・欧州選手権など、フォーミュラカーのカテゴリーを中心に様々なモータースポーツの配信を行なってきた。また、Wednesday F1 TIMEやmotorsport TIME、以前はF1 LABなどオリジネルコンテンツの配信も実施してきた。さらにアルファタウリ時代の角田裕毅のパーソナルスポンサーを務めたこともあった。
しかし2026年からの日本国内の放映権を、フジテレビが5年契約で取得したことが明らかになった。これを受けてDAZNは、2026年以降はF1中継を行なわないことになった。ただ、今後も様々なモータースポーツを届けていくともしている。
DAZNはSNSを通じて、以下のような声明を発表した。
「来季以降のF1配信につきまして、今シーズンでの契約満了をもって、DAZNとしての配信を一旦終了することとなりました」
「みなさまには長きに渡り応援いただきましたこと、深く感謝いたします」
「DAZNは今後もモータースポーツの熱を様々な機会を通じてお届け致します」
今週末のアブダビGPが、DAZNが日本で配信する”一旦最後”のF1中継ということになる。

