
小谷を演じる下川恭平さんのプロフィール写真
【画像】え…っ!「再現度すごっ!」 こちらが下川恭平さんによる『鬼滅の刃』煉獄千寿郎役のビジュアルです
千寿郎役からの成長ぶりに驚き
2025年12月5日放送の『ばけばけ』で、小谷(演:下川恭平)が謡曲「松風」を披露し話題となりました。SNS上では「さすが国宝」「カメレオン俳優」といった声とともに、舞台『鬼滅の刃』で千寿郎役を演じた経歴を持つ下川さんの演じ分けに改めて注目が集まっています。トキ役の高石あかりさんとの共演が、舞台『鬼滅の刃』ファンにとって特別な意味を持つことも話題となっています。
2022年に上演された舞台『鬼滅の刃』其ノ参 無限夢列車で、下川さんは煉獄千寿郎役を演じました。煉獄兄弟の弟という役どころで、劇中では兄・杏寿郎への思いを静かに抱く少年を繊細に表現。舞台ビジュアルからもその再現度の高さが伝わってきます。
一方、高石さんは舞台『鬼滅の刃』の初代・禰豆子役として知られています。2020年上演の第1作「其ノ壱」と2021年上演の「其ノ弐 絆」で主人公・炭治郎の妹を熱演し、「リアル禰豆子」と称賛されました。
ここで注目すべきは、高石さんと下川さんが出演したのは異なるシリーズだという点です。高石さんは「其ノ壱」「其ノ弐」、下川さんは「其ノ参」と、直接同じ舞台には立っていません。しかし、同じ『鬼滅の刃』という作品の世界を担ってきたふたりが朝ドラで共演していることに、舞台ファンからは感慨深い声があがっています。
今回の放送後、SNS上では下川さんの演技の幅広さを称賛する声が相次ぎました。「小谷くんかわよ! 下川恭平さん!『国宝』での徳次!短い場面ながら印象強かった」といったコメントが見られ、映画『国宝』での演技も改めて注目を集めています。
同作で下川さんは、主人公・喜久雄(少年時代を黒川想矢さん、成人後を吉沢亮が演じる)の幼なじみ・早川徳次役を好演。任侠者として喜久雄を支える重要な役どころを担いました。
放送を見たファンからは「流石、国宝の徳ちゃんや、舞台で鬼滅の刃の煉獄さんを演じた下川さんである。朝から、その演じ分けぶりに感心してる」「毎回印象が見事に違うので、カメレオン俳優カテゴリーなのかなと思います」といった声があがっています。
舞台『鬼滅の刃』の千寿郎、映画『国宝』の徳次、そして今回の『ばけばけ』での小谷と、まったく異なる役柄を演じ分ける下川さん。今回の謡曲披露は、『国宝』での演技経験が活きた歌唱力の高さを示すものでもありました。
これからも多彩な役柄で活躍が期待される下川さん。『ばけばけ』での演技にも、引き続き注目が集まりそうです。
