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「まさかの難易度」で話題沸騰! 『サザエさん』と『鬼滅の刃』初のアーケードゲーム、展示会で先行体験の行列

「まさかの難易度」で話題沸騰! 『サザエさん』と『鬼滅の刃』初のアーケードゲーム、展示会で先行体験の行列


『サザエさん まちがいさがし」筐体の様子           (C)長谷川町子美術館 (C)Konami Arcade Games

【画像】「えっ、あと1つはどこ?」「制限時間あるのか」これが来年登場『サザエさん』間違い探しゲームです(6枚)

まさかの「激ムズ」問題? 『サザエさん まちがいさがし』

 2025年11月14日(金)から15日(土)の2日間、国内最大級の業務用ゲーム展示会「アミューズメント エキスポ 2025」(以下、AEPO2025)が盛大に開催されました。50社以上の企業がブースを出展し、最新のクレーンゲームやプライズ、体感型ゲーム、メダルゲームなどに対する熱気に包まれていました。そのなかでも、ひときわ注目を集めていたのが、「コナミアーケードゲームス」ブースの新作ラインナップです。

「ギネス世界記録」に認定された長寿TVアニメ『サザエさん』を題材とし、まさかの難易度が話題となった『サザエさん まちがいさがし』と、専用コントローラーで誰でも直感的なアクションが楽しめる『鬼滅の刃 日輪バトルスラッシュ』……ジャンルもアプローチも異なる二大巨頭の登場で、同ブースは先行プレイを希望する来場者で盛況でした。

 放送開始から50年以上の歴史で初のゲーム化を果たした『サザエさん まちがいさがし』は、その名の通り、アニメ本編のワンシーンを題材とし、ふたつの画面を見比べながら間違いを見つけるというシンプルなゲーム内容です。

 まず目を引くのは、サザエさんの髪型を模した「気球型」のユニークな筐体。その上部には、サザエさん一家のキャラクターパネルが掲げられています。しかし、そうした見た目の楽しさとは裏腹に、間違い探しの歯ごたえは抜群でした。

 本作の「まちがいさがし」問題は、すべて実際に放送されたTVアニメの映像から出題されます。実際にタッチパネル操作で間違いを見つけ出すのですが、その難易度がかなり高いのです。パッと見ただけで間違いが見つかる場合もあれば、よく目を凝らさないとなかなか見つかりにくいシーンもありました。

 特に難易度「むずかしい」は、会場で本作を試遊した来場者から、「アニメは見慣れているのに、意外と見つけづらかった」といった声が複数あがるほど。背景の隅や人物の影など、細部の絶妙な違いと時間制限がプレイヤーに緊張感をもたらします。

 モードはひとりでも楽しめる「ノーマルモード」や、たくさんのステージクリアを目指す「チャレンジモード」に加え、ふたりでスピードを競う「対戦モード」も搭載。家族や友人と一緒に間違い探しが楽しめそうです。


『鬼滅の刃 日輪バトルスラッシュ』筐体の様子           (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable  (C)Konami Arcade Games

日輪刀を振って鬼殺隊士になりきる『鬼滅の刃 日輪バトルスラッシュ』

『鬼滅の刃 日輪バトルスラッシュ』は、「鬼滅の刃」初のアーケードゲームで、現時点では「鋭意開発中」です。筐体の中央に設置された「日輪刀コントローラー」を実際に振って操作する、剣戟(けんげき)アクションが特徴です。

 遊び方はシンプルなターン制バトルで、プレイヤー陣営と敵陣営の行動が交互に繰り返され、先に相手陣営の体力を削りきった方が勝利となります。試遊版では、竈門炭治郎・竈門禰豆子・我妻善逸の3人チームに加え、敵陣営として「手鬼」が登場しました。

 実際にプレイしてみると、「矢印の方向に刀を振る」「タイミングを合わせて刀を傾ける」など、画面の指示に従うことで、斬る、守る、必殺技を繰り出すなどの多彩なアクションを発動できます。竈門炭治郎の「水面斬り」、我妻善逸の「霹靂一閃」など、必殺技はキャラクターの動きに見合った操作が割り当てられており、爽快にゲームを遊ぶことができました。

 ボタンやスティックではなく、原作のように刀剣(コントローラー)を使ったアクションが手軽に楽しめるという点に、本作の醍醐味を感じました。

 今回紹介した『サザエさん まちがいさがし』ならびに『鬼滅の刃 日輪バトルスラッシュ』は、どちらも2026年内の稼働開始が予定されています。

※本記事に掲載の筐体およびゲーム画面は開発中のものです。
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

配信元: マグミクス

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