昔からアメリカンカルチャーに密接な横浜や横須賀を拠点に、アメカジを提案して人気を集めているHEATH。その冬の定番アウターといえば、やはりN-1だ。ここでは、そのN-1に加え、ぜひ一緒にスタイリングしてほしいジーンズとダックパンツを紹介する。
N-1デッキジャケット
HEATHの大人気アウターのひとつがN-1。1943年に米海軍が採用し、その優れた防寒性から兵士からも人気があったミリタリージャケットだが、武骨さはそのままにシルエットをブラッシュアップしてスタイリッシュに仕上げている。国内屈指の工場で生産した、ハイクオリティな1着。ブラック×ブラック59,900円、タンとネイビーは各49,900円
襟とライニングは、防寒性と保温性をキープしながら、軽量で扱いやすいボアを採用。特にヴィンテージには存在しないブラック×ブラックは、都会的でファッション性が非常に高く、モードな着こなしもできるほど着こなしの幅が広い。
左胸にはヴィンテージ同様にレザーラベルが付属。これは当時、持ち主の名前を刻むためのものだった。アウトシェルは目の詰まったピケ素材を採用。防風性に優れており、この時期にバイクに乗る時にもオススメだ。
フロントはヴィンテージと同様にベル型のジッパーを使用。グローブ着用時でも開閉しやすいようにレザーの引き手も付く。さらにボタン留めの比翼も装備。その優れた防寒性が、極寒の中で戦艦の甲板で働く海兵たちを守ったのだ。
袖先にもしっかりとリブを装備。細かい箇所まで防風性を考慮した設計が、冬アウターとしてN-1がここまで人気を集める理由のひとつなのだ。街着からバイクに乗る時まで、幅広く愛用できる万能なミリタリーウエアといえるだろう。
アメカジからモードまで楽しめる唯一無二のN-1。
ミリタリーらしいワイルドな佇まいと、都会的なスタイリッシュさを併せ持つのがHEATHのN-1。カラーや着こなし方で王道アメカジからモードまで幅広く楽しめるのが魅力だ。
ブラックを基調にした都会的アメカジ。
ブラックのN-1は上品な印象がかなりアップ！ そこでブラックジーンズを合わせ、全体的にモノトーンで統一すると、洗練されたスタイリッシュなアメカジを楽しめる。モードなスタイルに合わせてもいいだろう。
ヴィンテージ感が魅力の王道アメカジ。
やはりN-1の定番スタイルといえばアメカジ。インディゴジーンズとの相性は抜群で、インナーに合わせたネルシャツの裾をチラ見せすると良いアクセントに。もちろんスウェットを合わせてもカッコイイぞ！
横濱デニム STRAIGHT JEANS
HEATHが手がけるデニムブランドが横濱デニム。聖地である児島産のセルビッチデニムを使ったモデルで、1950年前後のストレートシルエットが特徴のモデルだ。こちらは海老名店店長の渡邊さんが週4日で約2年間着用したもの。
日本の玄関口である港町・横浜を打ち出すため、浮世絵のデザインを施したオリジナルの革パッチは、経年変化するとヴィンテージのような味わいに！
横浜や横須賀など海に近いHEATHらしく波をモチーフにしたバックポケットの飾りステッチ。穿き込むとステッチが沈んでヴィンテージ感溢れる佇まいになる。
革パッチと同様に浮世絵のデザインを落とし込んだオリジナルのトップボタンも見逃せない。経年変化すると濃淡のメリハリが生まれ、立体感がさらに増していく。
ヴィンテージの王道と言われる、1950年前後のデニムの色落ちをもとにしており、点状に現れる武骨な縦落ちはヴィンテージファンも納得の風合いだ。
アウトシームのセルビッジ（赤耳）はヴィンテージデニムの証。裾上げしてもいいが、ちょっとロールアップしてチラ見せして穿くのも大人の楽しみ方。
アメカジの王道スタイルでいま大人気のデニムセットアップもハズせない。横濱デニムの1stタイプのデニムジャケット（34,990円）とどうぞ。
リジットはカチッとした雰囲気が強く、ロールアップして穿くのがオススメ。今季のHEATHのべトジャン（22,990円）と合わせるのもオススメ！
横濱デニム STRAIGHT JEANS
上記着用サンプルと同じモデルのリジット。ヴィンテージの王道的なストレートシルエットが魅力だ。24,990円
横濱デニム TAPERED JEANS
1960年代からアメリカ東海岸で人気を集めたテーパードシルエットを踏襲したモデルをもとにした1本。24,990円