ワンパンでできる鶏肉のうまみととじゃがいものカリカリ感を最大限感じられる一品がこちら。NHK「きょうの料理」でも紹介された、タサン志麻さんの「カリカリじゃがいもと鶏のソテー」です。
ネットでも、「ジューシーに仕上がった」「飽きの来ない美味しさ」「また作りたい」「うちの定番になりそう」など、高く評価されています。
今回、実際に作ってみましたので、味の印象から作りやすさまで本音でレビューします。じゃがいもをカリカリに仕上げるコツもご紹介します!

(写真:GourmetBiz)
準備時間:15分 調理時間:10分
■材料(2人分)

- じゃがいも:300g
- 鶏もも肉:350g
- さやいんげん:5~6本(40g)
- 塩:3~4つまみ
- こしょう:少々
- オリーブオイル:大さじ1
■作り方
じゃがいもはよく洗い、皮ごとラップで1個ずつ包みます。電子レンジ(600w)に3分間かけ、上下を返してさらに3分間かけます。
じゃがいもはフライパン調理をする前にレンジで加熱することがポイントで、芋のねっとり感が味わえます。また、皮付きのままレンチンすることで皮がむきやすくなります。

粗熱が取れたらラップを外して皮をむきます。

じゃがいもは一口大に切り、さやいんげんは両端を切って3等分に切ります。

鶏肉は水気をしっかりふき、一口大に切って両面に塩こしょうを振ります。

フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉の皮を下にして並べます。中火にかけ、4分間ほど動かさずに焼きます。

焼き色がついたら上下を裏返します。

鶏肉を端に寄せ、空いたところにじゃがいもを加えます。

動かさずに2~3分焼き、焼き色がついたらじゃがいもの上下を裏返します。

全体がカリっとなったらさやいんげんを加えてさっと炒め合わせます。

これで完成です。

■ポイント

じゃがいもの皮をむくときは粗熱が取れてからやることをおすすめしますが、それでも熱い場合は包んでいたラップやミトンなどを活用してやけどに注意しながら行ってください。
最初にレンジ加熱をすることで時短にもなり一石二鳥です。

鶏肉の下味が味付けの要になります。強めに塩こしょうを振ることでメリハリを出しつつ、全体に味を回します。

じゃがいもはなるべく動かさずに鶏肉の油を吸わせながら表面をカリっと仕上げることがポイントです。
鶏肉もあまり動かさずに皮目がパリッと焼けるととても美味しいです。

じゃがいもはカリっと、鶏肉も香ばしい色合いに仕上がっています。味付けは鶏肉の下味のみですが、じゃがいもにもほんのり塩気があり、しっかり味が回っていました。
じゃがいもの中はねっとり、外はカリっとしており、そのバランスが絶妙です。焼いている時に鶏肉の油を吸っているので、鶏肉のうまみも感じられとても満足感のある一品になっています。

カリカリ食感のじゃがいもがくせになるタサン志麻さんのレシピをご紹介しました。
フライパン一つでできて、味付けは塩こしょうとシンプルながらも深みのある味わいが病みつきになります。ぜひお試しください!
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:咲羽
20代フリーランス管理栄養士であり、お菓子屋店員としても活動中。趣味は料理と写真撮影で、美味しそうに見えるように料理写真にこだわっている。
Instagram:
https://www.instagram.com/sawa_ko186808
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
