・破滅しそうなウマさ
で、気になるお味はとにかくにんにくのパンチ力がすごい! 生の刻みにんにくに加え、スープにはローストしたにんにくも入っており、食べ終わった後は1日中にんにくの支配から逃れられなかった。
と思いきや、スープは意外とテクニカルで濃厚な旨味ではあるものの、決して重たくはない。山椒も「ビリビリして味がわからない」ということはなく、痺れがメインのラーメンでは無かった。
また存在感のあるワシワシとした極太麺もスープに負けておらず、牛すじの煮込みがウマい! 辛さは「ほどほど」といったところで、辛さと痺れに旨味が負けていなかったのは好印象だ。
なお「旨辛痺麺」にはライスが必須かもしれない。具をのせてご飯をかき込むと、ビビるほど米がウマい!! 逆説的ではあるが衝撃を喰らいまくった舌は、ライスをとてつもなく美味しく感じた次第だ。
いずれにせよ「旨辛痺麺」はとんでもない破壊力であり『スタミナ破滅系』の名に偽りは無かった。私と同じく破滅したい人は、ぜひ『らーめん 護什番』まで足を運んでいただきたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 らーめん 護什番
住所 東京都豊島区雑司ヶ谷1-30-15
時間 ランチ11:00〜14:30 / ディナー17:30〜20:00
定休日 木。隔週で水
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
