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メルセデス、マクラーレンとは戦えず? ラッセルは「レッドブルやフェラーリとの争いになる」と予想

メルセデス、マクラーレンとは戦えず? ラッセルは「レッドブルやフェラーリとの争いになる」と予想

メルセデスは、2025年のシーズン最終戦であるアブダビGPで悪くないパフォーマンスを見せているが、マクラーレンと戦うのはあまり現実的だとは考えていない。

 マクラーレンのランド・ノリスは、あまり自信を持てていない様子だったが、FP2では1分23秒083を記録。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.363秒差をつけた。メルセデスのジョージ・ラッセルはフェルスタッペンに0.016秒差の3番手。アンドレア・キミ・アントネッリは10番手となった。

 ノリスが表彰台を獲得すれば自力チャンピオン、フェルスタッペンは逆転戴冠に表彰台が必須条件となっている。メルセデスやフェラーリが表彰台、優勝争いに絡んでくれば、俄然タイトル争いは面白くなってくる。

 だがFP1よりもFP2の方が調子が良かったというラッセルの言葉を借りれば、メルセデスの目標はマクラーレンと戦うことではなく、第2グループを争うことになりそうだ。

「今夜(FP2)は明らかに調子が良かった」とラッセルは語り始めた。

「日が沈んで路面温度がやや低い状態ではいつも、少し良い感触を得られる傾向がある。予選はとても接戦になるだろう。おそらく僕たちとレッドブル、フェラーリが争うことになるはずだ」

「予想外の結果だったチームもいくつかあった。オリバー・ベアマン(ハース/FP2で4番手)は上位に食い込み、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)も同様だ。だからさらなるサプライズがあるかもしれない。正直なところ、レースペースはあまり良くなかった。だから今夜、それをどう改善できるか検討しよう」

 他のドライバーはタイヤを適切な作動温度領域に持っていくのに苦労していたが、ラッセルにとっては問題ではなかったようだ。

「C5タイヤを使うのは簡単じゃない。グリップは非常に強いけど、寒いコンディションだとミスをしやすい。とはいえ、僕のラップは良かった。タンクには(燃料が)あまり残っていなかったと思う。それでも3番手だった。だから今夜中にペースを少し改善しようと試みる必要がある」

 一方、アントネッリはFP2では10番手という順位にもかかわらず満足げであり、FP2で見せた以上のポテンシャルがマシンに秘められていると指摘した。

「かなり良い結果だったと思う。FP2では実力が十分に発揮できなかった。ソフトタイヤでの最終ラップはかなり好調に見えたが、最終コーナーでミスをして大きくタイムを落とした。でも僕たちは戦える」

「もちろんマクラーレンは他チームより一歩リードしているように見える。だが差は非常に僅かで、些細なミスが致命傷になり得る。間違いなくFP2のロングランはFP1より格段に良かった。これは前向きな材料だ。明日に向けて改善を続ける必要がある」

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