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「まじ無理だわ」松井秀喜サイン入りユニフォームをスタッフ着用で火だるまになったフジテレビの“最低モラル”

「まじ無理だわ」松井秀喜サイン入りユニフォームをスタッフ着用で火だるまになったフジテレビの“最低モラル”

松井秀喜(C)週刊実話Web

年末恒例の特番『プロ野球珍プレー好プレー大賞2025』(フジテレビ系)が、12月4日に今年も放送された。

フジテレビ問題が危ぶまれる中、なんとか無事に放送されることとなったものの、ある一幕に“やっぱり、フジは悪しき体質から脱却できていない”との批判が集まってしまったようだ。

番組は今シーズンの最新ものから懐かしのプレーまで、日米の珍プレー好プレー映像を多数放出したほか、今年亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さんの特集も放送。

篠塚和典・中畑清が長嶋さんを語ったほか、長嶋さんのお別れ会に帰国した愛弟子・「ゴジラ」こと松井秀喜が、長嶋さんについて語る豪華独占インタビューも行った。

ホスト役で松井氏を出迎えたのは、番組MCのお笑いコンビ・アンタッチャブル。最後には松井氏から、巨人時代の55番ユニフォームに直筆サインももらい、野球好きにはこたえられない内容となった。

しかし、VTRが明けたスタジオでは、サイン入りユニフォームをもらった柴田英嗣に厳しい仕打ちが待っていた。

なんと、スタジオではカンペを出すスタッフがサイン入りユニフォームに袖を通しており、柴田は「ちょっと待って!」とMC席から飛び上がった。

そこには、髭の生えた冴えない中年男性スタッフが、貴重なユニフォームを着て薄ら笑いを浮かべる姿が。柴田は「違うから!」「ダメだから!」とスタッフの元へ駆け寄り、ユニフォームのサイン部分を指差す。

そして、「松井さんだって袖通してないのに何で先にお前が着てるんだよ!」など、引き続きスタッフに抗議。しかし、スタッフは「落ち着いて下さい」とカンペを出し、柴田はこれにも「落ち着いて下さいじゃねーよ!」と怒りのツッコミを入れたのだった。

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“脱却宣言”したはずの悪ノリが健在

このくだりに対して視聴者からは、

《貰った本人じゃない人が袖通して 視聴者プレゼントとか冗談では済まされない 最低のモラル許せない!》

《サイン入りユニフォームを着られてよく我慢できたなぁ 目の前で宝を台無しにされたら我慢できなさそう》

《いいところが台無しです 落ち着いてじゃないですよ そりゃ柴田さんも黙ってないですよ》

など、柴田の心情を慮った番組への怒りが噴出。さらに、

《松井にもらったサイン入りユニフォームを知らんスタッフが勝手に着て出てくる っていう下りめちゃくちゃフジテレビの悪いところ出て草 なーんもわかってないんだな》

《サインしてもらったユニフォームを他人が勝手に着ちゃうボケというかそういうのまじで信じられん…悪いけどもうそういうのは引いてしまって全く笑えん…》

《サイン入りのユニフォーム着るのはまじで無理だわ!ブチ切れ案件よ》

《松井秀喜さんのサイン入りユニフォームをADに着させてるという演出は、俺は全然面白くない。お笑いだからいいという制作側の考えかもしれないが、普通は許されないとは思うけどね》

など、一連のフジテレビ問題で“脱却”が掲げられた悪ノリ的文化が残ったままだという批判も浴びてしまった。

「フジテレビの清水賢治社長は、4月30日の会見で『全てを犠牲にしても面白いものをつくることが大事だという曲解された考えがあった』『誰かの犠牲の上に成り立つものではない。その条件下でも面白いものを作るのがプロ』と企業風土への反省を表明。
『楽しくなければテレビじゃない』のスローガンも撤回、心機一転の建て直しを示しましたが、今回行われたのはフジがこれまで得意としていた“バラエティー的悪ノリ”に他ならない。スタッフが前に出るという点も含め、“いかにもなフジのノリ”であり、より問題視される形となったのでしょう」(テレビ誌ライター)

まだまだ現場レベルで意識共有を徹底するには至っていないようだ。

配信元: 週刊実話WEB

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