「これ作ったの?!」と驚かれること間違いなしの、クリスマスにもぴったりなパーティーレシピをご紹介します。NHK「きょうの料理」でも紹介された、栗原はるみさんの「チキンナゲット」です。
ファストフードのものとはひと味違ったサクサク食感が特徴で、「美味しすぎ」「何個でも食べられる」「子供も大人も大絶賛」といった声が上がるなど、ネットでも高く評価されています。
今回、このナゲットを実際に作ってみましたので、味の印象から作りやすさまで本音でレビューしていきます!

(写真:GourmetBiz)
準備時間:5分 調理時間:30分
■材料(25~30個分)

- 鶏むね肉:1枚(約250g)
- 玉ねぎ:1/4(50g)
- 卵白:1個分
- パン粉:約カップ2
- パルメザンチーズ:大さじ2
- 塩こしょう:少々
- 揚げ油:適量
- 卵黄:1個分
- 卵:1個
- 水:大さじ4
- 小麦粉:100g
- ハニーマヨネーズ:適量
- 柚子ポン酢しょうゆ:適量
まな板、包丁、ボウル、保存袋、めん棒、フライパン(または鍋)
■作り方
①玉ねぎは粗みじん切りにし、鶏肉は皮と身の部分に分けてそれぞれ刻んでから、さらに細かくたたきます。鶏肉の皮も入れるとコクが出ておいしくなるそうです。

②ボウルに鶏肉の皮と身、卵白を入れて混ぜ、玉ねぎを加えてさらによく混ぜ、塩こしょうを加えて冷蔵庫で30分間ほど冷やします。

③卵黄と卵をボウルに溶きほぐし、水を加えて混ぜて小麦粉も加えてよく混ぜます。

④パン粉はジッパー付き保存袋などに入れて口を閉じ、めん棒などでたたいて細かく砕きます。半量にパルメザンチーズを加えて混ぜ、2種類のパン粉を作ります。パン粉を細かく砕くことで、衣がサクサクになるそうです。


⑤タネを直径2cm大に手で(または2本のスプーンで)丸め、3にくぐらせ、平らな楕円形に整え、2種類のパン粉に半量ずつまぶします。レシピでは25〜30個分となっていますが、少し大きめに作って14個分になりました。


⑥170〜180℃に熱した揚げ油で3〜4分間揚げて器に盛り、ハニーマヨネーズ、柚子ポン酢しょうゆを添えて完成です。


■ソースの作り方
・ハニーマヨネーズ:マヨネーズ大さじ4、はちみつ大さじ1、レモン汁小さじ1、マスタード(または和がらし)適量をよく混ぜ合わせます。
・柚子ポン酢しょうゆ:醤油大さじ5、柚子の搾り汁大さじ2、みりん(アルコールが気になる場合は煮きる)大さじ1、酢大さじ1をよく混ぜ合わせます。


■ポイント

衣はサクサクで、お肉はしっとり柔らか。玉ねぎの食感と甘さがアクセントで、やみつきになる美味しさです。
ひき肉ではなく鶏むね肉を細かくすることで、ほどよい肉感が出て食べ応えがあります。とり皮も混ぜることで、あっさりなむね肉が旨みのある味わいに仕上がっています。

2種類の衣を楽しめるのも魅力で、チーズ入りの衣はコクと香ばしさが感じられます。
ソースも全く異なる味わいの2種類で「ハニーマヨネーズ」は濃厚で甘酸っぱく、「柚子ポン酢しょうゆ」はさっぱり爽やか。個人的にはハニーマヨネーズがお気に入りです。

レビューではタネがゆるくてバッター液につけにくいという声が多くありましたが、スプーン2本で丸めてバッター液に入れ、フォークですくって取り出すと崩れにくく、余計な液も垂れて扱いやすかったです。
パン粉はスプーンでかけるようにまぶすと手も汚れず簡単です。バッター液やパン粉が余るので、他の野菜などもフライにして活用すると良いですよ。

少し手間はかかりますが、お店で買わなくても自分で作れば揚げたてサクサクを楽しめて、家族も喜ぶこと間違いなし。絶対また作りたいと思います!
パーティーやお弁当にもぴったりなので、ぜひみなさんも作ってみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
