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『呪術廻戦』死滅回游編のアニオリが話題! 禪院直哉のドブカスぶりが鮮明に

『呪術廻戦』死滅回游編のアニオリが話題! 禪院直哉のドブカスぶりが鮮明に


画像はTVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」ティザービジュアル (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

【画像】顔がイイばっかりに… こちらは中身が“ドブカス”すぎる「禪院直哉」です

アニオリでキャラへの解像度があがる?

 2025年1月よりTVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」の放送が開始されます。ファンの期待が高まるなか、それに先駆けて公開された先行上映では、原作にはない「アニメオリジナル」のシーンや演出が話題となりました。今回は数あるアニオリのなかから、特に注目を集めたポイントをいくつかご紹介しましょう。

※この記事はアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

 今回放送される「死滅回游編」は、『呪術廻戦』第2の山場となる壮大なバトル長編です。未曾有の呪術テロによって最強呪術師「五条悟」が封印され、渋谷を含む東京23区はほぼ壊滅状態となりました。ここから「夏油傑」改め「羂索(けんじゃく)」の野望が、「死滅回游」という名のデスゲームとして動き出します。

 本作の新キャラクターとして、かねてから注目を集めているのが「禪院直哉」です。直哉は呪術界御三家のひとつ「禪院家」の特別一級呪術師で、「禪院真希」や「真依」の従兄弟にあたります。しかし彼の人間性は、爽やかな容姿とは裏腹に、プライドが高く、当主になるためなら他人を蹴落とすことも厭わない野心の塊です。さらには女性を当然のように見下しており、「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」という暴言も平気で口にします。

 先行上映では彼の初登場シーンにオリジナル描写が追加され、「禪院直哉」という人間がより分かりやすく描写されていました。なかでも印象的だったのが、直哉が真希たちの母親に草履を履かせてもらう場面です。

 真希の母が彼の足元に跪いて草履を履かせる間、直哉は悠々と腰かけたまま、礼も言わず一瞥すらくれません。この短いカットのなかに、上下関係を露骨に誇示し、男尊女卑が染み付いた彼の前時代的な価値観が端的に表れています。

 また戦闘シーンにおいても、直哉は前髪をかき上げて余裕を見せる、いわゆる「舐めプ」的な仕草が追加されていました。原作の直哉は問題の多い性格ながら、そのクズっぷりが逆に魅力となり、多くのファンから支持を集めています。アニメで新たな側面が描かれることで、さらに人気が高まるかもしれません。

 そのほかにも「死滅回游編」では、主人公の「虎杖悠仁」と特級呪術師「乙骨憂太」の戦いが繰り広げられます。乙骨はアニメ第2期の最終盤に登場したキャラクターで、映画化もされた前日譚『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』の主人公でもありました。いわば新旧主人公の対決であり、ファンにとって見逃せない展開となるでしょう。

 それだけに、数多くのアニオリが追加されたふたりの戦いは、原作以上に派手なバトルに仕上がっていました。巨大呪霊を巻き込んだ大規模な戦闘に加え、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』でも話題になった、ビルへ突っ込みながら戦う「MAPPA」らしい大迫力の演出も登場します。ふたりの激突が大迫力のシーンとして描かれることは間違いありません。

 そして虎杖vs乙骨と同時に繰り広げられるのが、禪院直哉と「脹相(ちょうそう)」の戦いです。こちらも先行上映で一部のシーンがお披露目され、原作との違いが注目を集めました。脹相は呪霊と人間のハーフのような存在で、自称「虎杖のお兄ちゃん」です。

 原作で脹相は、直哉との戦いで起死回生の一手として大技「超新星」を放ちます。しかし先行上映では、展開こそ同じものの技名を叫ばない演出に変更されていました。「超新星」の決めゼリフをカットした意図はいまのところ不明ですが、今後の戦闘シーンでより印象的に披露するため、あえて温存した可能性も考えられます。

 もちろん今回触れたアニオリは、ほんの一部にすぎません。虎杖たちの激闘がどのようなスケールで描かれるのか、その全貌はぜひリアルタイムで目撃してみてください。

配信元: マグミクス

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