家電の買い替え時期をご存じでしょうか？ 一般的には「10月に新型が発売されるから旧モデルが安くなる」と思われがちです。しかし、元家電量販店社員としての経験から言わせてもらうと、実はそのタイミング、すでに“出遅れ気味”なんです。
確かに10月に新製品が登場するカテゴリーもありますが、すべての家電が一斉に切り替わるわけではありません。メーカーごとに発表・発売の時期をずらしているため、「10月＝家電の狙い目」とは一概には言えないのです。
では「もう安く買えるチャンスは終わりなのか？」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。実は“まだ間に合う”お得な家電も存在します。今回は、元量販店社員の視点から「今だからこそ狙える家電」を5つ厳選してご紹介します。
この記事を読んだらすぐに検討を！
迷っていると本当に“売り切れ必至”です。
大手家電量販店にて白物家電を中心に販売。忖度無しで良い物を紹介し続けた結果、リピート率No1の販売員に成長。
現在は家電ライターとして執筆する他、自身の経験を余すことなく書いたnoteも掲載中。家電製品アドバイザー総合資格保有。
■第5位【ドラム式洗濯機】東芝 TW-127XP4
（公式サイトより）
（公式サイトより）
10月1日に新機種が発売されることに伴い、旧モデルがいまお得に購入できるチャンスとなっています。
このモデルの大きな特徴は、『抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX』による高い洗浄力です。
従来は水の出し方や打ち方で洗浄効果を高めてきた洗濯機業界ですが、「水が変われば、洗濯が変わる」と打ち出したのがこの技術。
さらに温度設定が可能な“温水”を組み合わせることで、皮脂汚れの分解や除菌効果を実現しています。
加えて【ハイパワーUV除菌】機能も搭載。水洗いできない帽子やスーツをそのまま洗濯機に入れるだけで、UVの力によって除菌・消臭・ウイルス抑制まで行える点も魅力です。
「明日すぐに着たいけどニオイが気になる」「病院帰りでウイルスが気になる」──そんな日常の悩みに応える“新しい洗濯のカタチ”を提案してくれる一台。買い替えを検討している方にとっては、今が狙い目といえるでしょう。
■第4位【縦型洗濯機】パナソニック NA‐F5B3～NA‐F7B3
（公式サイトより）
（公式サイトより）
パナソニックの小型縦型洗濯機は、11月に新機種が発売されるため、現行モデルがお得に購入できる狙い目のタイミングとなっています。
実は小型洗濯機市場の多くは海外メーカーが占めており、国内メーカー製は数を減らしているのが現状。
販売員時代には「国内メーカーのシンプルで安いモデルが欲しい」という声をよく耳にしましたが、発売時期が違うだけで、同じ性能でも価格が倍近く変わることもあるため、いまは特にお買い得といえます。
パナソニック製の小型縦型洗濯機は、突出した新機能があるわけではありませんが、“余計なものがないシンプルさ”こそが魅力。必要十分な性能を安心の国内ブランドで手に入れたい方には、まさに今がチャンスです。
■第3位【炊飯器】パナソニック SR-W10BB
パナソニックの調理家電のなかでも、とくに力を入れて展開しているシリーズには【Bistro】の名が冠されます。今回ご紹介する製品もそのひとつで、炊飯において独自のこだわりを発揮しています。
最大の特徴は【ビストロ匠技AI】による火力と圧力の緻密なコントロール。米一粒一粒が立ち上がり、ふっくらとした粒感をしっかり感じられるごはんを炊き上げます。まさにごはんの美味しさを追求した仕上がりです。
さらに、お手入れのしやすさも魅力。ワンタッチふた加熱板と内釜の2点をそのまま丸洗いできるので、日常使いでも清潔さを保ちやすくなっています。
いまお使いの炊飯器のメーカーをあえて変えずに選ぶことで、同じごはんでも“味わいの進化”を体感できるのもおすすめのポイント。買い替えの際には注目したい一台といえるでしょう。
■第2位【炊飯器】日立 RZ-W100GM
日立の炊飯器は、スチームを活用した炊飯と保温が最大の特長です。大火力で一気に沸騰させた後、圧力スチームでしっかり蒸らす「圧騰甘み炊き」によって、ごはんをふっくらと炊き上げます。
さらに、人気機能の【蒸気カット】を搭載。炊飯時の蒸気を抑えることで設置場所を選ばず、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。
また、炊飯器の心臓部ともいえる内釜には6年保証が付いており、これは全メーカーの中でも最長クラス。長期にわたり安心して使い込める点も高く評価されています。
■第1位【炊飯器】日立 MRO-W1C
日立のオーブンレンジといえば、なんといっても【らくメンテ】機能が大きな魅力です。テーブルプレートの着脱が可能なのは主要メーカーの中で日立だけ。汚れても簡単に取り外して洗えるので、清潔に長く使えます。
さらに電子レンジ部分には【赤外線センサー】を採用。加熱ムラを抑えながら、効率的に温めることができるため、美味しさとエコ性能を両立しています。
オーブン機能も本格派で、最大310℃の熱風コンベクションにより、外はこんがり、中はふっくらと仕上げることが可能です。
新機種が発売されてしばらく経つものの、現状は在庫が潤沢に残っているようです。他メーカーと比較しても、この性能をこの価格で手に入れられるのは非常にお得。まさに狙い目といえる一台でしょう。
■おわりに
かなりピンポイントな5機種の紹介となってしまいましたが、どれもメーカーのこだわり詰まっていて、尚且つ今ならお得に買えてしまうおススメの機種です。
悩んでいるうちにあっという間に在庫が無くなってしまうので、気になる方は是非ご検討ください。
※情報は掲載時点のものです
＜取材・文・編集：GourmetBiz編集部＞