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フォーミュラEの第12シーズンが開幕……しかしいきなり完走わずか13台の大乱戦に。デニスがポール・トゥ・ウイン|フォーミュラEサンパウロE-Prix

フォーミュラEの第12シーズンが開幕……しかしいきなり完走わずか13台の大乱戦に。デニスがポール・トゥ・ウイン|フォーミュラEサンパウロE-Prix

フォーミュラEの2025-2026シーズン開幕戦サンパウロE-Prixの決勝レースが行なわれ、ジェイク・デニス(アンドレッティ)が優勝した。

 フォーミュラEの12年目のシーズンがついに開幕。舞台はブラジルのサンパウロ市街地である。

 ポールポジションのデニスは、無難なスタートを決めてホールショットを奪った。しかし後方ではマヒンドラのニック・デ・フリーズがターン1で止まりきれず、前を行くダニエル・ティクトゥム(クプラ・キロ)に追突、さらにはアウト側にいたチームメイトのエドアルド・モルタラを道連れにしてコースオフしてしまう。この接触によりティクトゥムは左リヤタイヤをパンクし、すぐにピットインすることを強いられた。またデ・フリーズもダメージがあったようで、7周を走ったところでピットインし、タイヤを交換した。

 先頭をキープしたデニスだったが、逃げ切りを図るようなことはなく、バッテリーをマネジメントすることを優先してペースをコントロール。その間に他車に抜かれ、ポジションを落とすことになった。

 最後列からのスタートだったルーカス・ディ・グラッシ(ローラ-ヤマハ・アプト)が積極的にアタックモードを使い、トップ10圏内まですぐさま浮上して見せた。

 ただ10周目を迎えようかという頃から、バッテリー残量は十分だと見たか、各車のペースが一気に上がった。

 ここで抜け出したのが、ポルシェのパスカル・ウェーレイン。ただ各車のアタックモード使用時間が一旦終了するとペースが落ち着き、ウェーレインの後方には隊列が連なった。その後、PPスタートのデニスが首位を取り戻し、ニック・キャシディ(シトロエン)がこれに続く格好となった。

 ただ当然これで終わりではなく、前年王者のオリバー・ローランド(日産)がアタックモードを起動させて首位に浮上するなどした。

 そんな中、同じ日産勢のノーマン・ナトが、ルーカス・ディ・グラッシ(ローラ-ヤマハ・アプト)と接触してフロントサスペンションを破損し、コントロール不能に。これにより、コース上にマシンを止めてしまい。セーフティカー出動となった。

 27周目からレース再開。アタックモードをまだ使い切っていなかったドライバーたちは、すぐさまアタックモードを起動。ポジションアップを目指した。

 しかし27 周目のターン10で、ジャガーのミッチ・エバンスがクラッシュ。これでフルコース・イエロー(FCY)が宣言された。ただこのレースがフォーミュラEデビュー戦となったホセ-マリア・マルティ(クプラ・キロ)は、FCY宣言時の減速が間に合わずに前を走っていたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガー)とニコ・ミュラー(ポルシェ)に追突。マルティのマシンは宙を舞い、上下反転するシーンもあるなど、車両は大破。レースはすぐさま赤旗中断ということになった。

 マシンが回収され、29周目からセーフティカー先導でレース再開。この周回だけでセーフティカーがピットに戻り、1周のみの超スプリントレースの幕が開けた。

 この時首位にいたのは、赤旗中断となる直前に首位を取り戻していたデニス。デニスはそのままチェッカーまで逃げ切り、浮き沈みはあったもののポール・トゥ・ウインを達成する形となった。2位には昨年王者のローランドが、3番グリッドから追い上げた。3位はキャシディだった。

 完走わずか13台。稀に見るサバイバルレースとなった。

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