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福岡うどんブーム到来か『資さん』『因幡』『うちだ屋』関東へ進出

福岡うどんブーム到来か『資さん』『因幡』『うちだ屋』関東へ進出

画像はAIで生成したイメージ
福岡県北九州市発祥のうどんチェーン『資さんうどん』の関東進出から早1年経つが、いまだに長蛇の列をなしている店舗も多い。その秘密とは?

“安くて旨い”北九州のローカルフードで知られていた資さんうどんは1976年創業。2024年10月に『すかいらーくホールディングス(HD)』の傘下に入り、躍進が止まらない。来年は30店舗の出店と台湾進出に挑む予定という。

資さんうどんのメニューで不動の人気を誇る「肉ごぼ天うどん」は、甘辛の牛肉にサクサクに揚げたごぼ天、もっちりとした自家製麺が出汁と絡み合う絶品。他にも「焼うどん」「カツとじ丼」「天丼」「おでん」など100種類以上の豊富なメニューを取りそろえる。

「1000円以下で、うどんや丼などが食べられる。ちょい飲みもできて使い勝手が良い」(50代男性)

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『資さんうどん』が福岡うどんブームの火付け役

原材料の高騰で値上げが続く飲食業界だが、すかいらーくHDによる食材などの一括仕入れで、コストが大幅に抑えられる相乗効果があったようだ。

「資さんうどんの新規出店は、すかいらーくHDの『ガスト』などグループ内の店舗から業態転換を図ることで、コスト削減や従業員の確保が容易になり、新規出店もしやすくなりました」(フードライター)

業態転換は店舗の改装費用を抑えて従業員の大半を雇用できるメリットもある。

これまでは『丸亀製麺』などの讃岐うどんを売りにするうどんチェーンも多かったが、コシの強い讃岐うどんよりも柔らかい福岡うどんの出店攻勢が目立つ。

人気ラーメン店『一風堂』を手掛ける力の源ホールディングス運営の『因幡うどん』が東京・原宿などに出店しており、福岡市のうどんチェーン『うちだ屋』も関東進出を計画中だ。

いよいよ福岡うどんブームとなるか。

「週刊実話」12月18・25日号より

配信元: 週刊実話WEB

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