セントルイス・カーディナルスのノーラン・アレナドが、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプエルトリコ代表に、ノーラン・アレナド(セントルイス・カージナルス)がメンバー入りを“直訴”したと報じられている。
米メディア『heavy』によれば、2017、23年の2大会に米国代表でWBC出場経験を持つアレナドが、プエルトリコ代表チームの首脳に直接、電話で意思を伝えたと報じている。現地12月5日に配信された記事では、「プエルトリコ代表GMのカルロス・ベルトランによれば、アレナド本人から、自分のルーツ、そして母と祖母への敬意を示すために次の大会でプエルトリコ代表として戦いたいと電話で伝えてきた」などと説明。
また、すでにアレナドはプエルトリコ代表候補35人に名を連ねているとも同メディアは明かしており、「リストには同じくスター選手のジョージ・スプリンガーの名前もある」などと指摘している。
加えて、他のラインナップにも言及。「2026年のプエルトリコ代表はすでにフランシスコ・リンドーア、カルロス・コレア、ハビアー・バエズ、エリオット・ラモスらが主力になることが予想され、この強力な内野陣の中にアレナドが加われば、ヤディアー・モリーナ監督は三塁、一塁、あるいはDHと自在な起用が可能になる」と見通している。
これらの顔ぶれについて同メディアは、「戦力面では、むしろ“反則級”だ」と評価。他にも複数の有力候補がいるとして、「プエルトリコ系のジョージ・スプリンガーは、正式なコミットはまだだが可能性は残されている。さらにライリー・グリーンやマーク・ビエントスなど、家族の血縁で出場資格を持つ若手も複数、名前が挙がっている」とそれぞれ、MLB有力選手のメンバー入りを見据える。
そして、今大会では同国が1次リーグの舞台となっていることから、「この内の半分でも参加を決めれば、プエルトリコは“手強い開催国”どころではなくなるはずだ」と期待を寄せており、「もし最終ロスターにアレナドの名前が並べば、プエルトリコが“準優勝常連国で終わるつもりはない” という明確なメッセージになるだろう」などと綴っている。
これまで2度のWBC準優勝の実績を持つプエルトリコが、これまで以上の強力布陣を揃え、頂点へと挑む。メンバー入り正式決定が待たれるアレナドをはじめとする、スタープレーヤーたちの出場が実現となれば、決して初優勝も夢ではないはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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