レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1アブダビGP予選でポールポジションを獲得。プレッシャーが最高潮に達したときにパフォーマンスを発揮する能力が、その助けになったと考えている。
フェルスタッペンはタイトル争いのライバルであるランド・ノリス(マクラーレン)を0.201秒差で破り、今季8度目のポールポジションを獲得。ランキング3番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)も3番手となり、タイトルコンテンダーがトップ3に揃い踏みする結果となった。
最終戦でのタイトル決着は、フェルスタッペンが当時メルセデスのルイス・ハミルトンと激しいタイトル争いを繰り広げた2021年以来となる。
今回のポールポジションラップについて聞かれ、フェルスタッペンは4年前と比べて次のように答えた。
「本当に良い感触だったし、もちろんベストを尽くそうとかなりのプレッシャーを感じていたよ」
「2021年の予選と似たような感じだったと思う。ここでも本当に良い予選ができた。それが気に入っている。プレッシャーが最も大きいときや、本当にパフォーマンスを発揮しなければならないとき、僕は普通にパフォーマンスを発揮できる。僕はそういう部分を楽しんでいるからね」
「でも、まあよかったよ。いつも最高の予選ラップを目指そうとしているからね。うまくいく時とそうでない時があるから、今回はかなりうまくいったと思うよ」
フェルスタッペンは、Q3最初のラップでチームメイトの角田裕毅からスリップストリームのアシストをもらい、暫定ポールのタイムを叩き出したが、2度目のアタックではスリップなしでさらに0.088秒のタイム更新に成功した。
「全体的に、予選は他のセッションと比べて、少しまとまりがあったように感じた。他のセッションは常に少し物足りなさを感じていた」と、彼は語った。
「Q2では当然ながらタイヤが擦り減っていたし、正直に言うと、Q3の最初の走行でニュータイヤがここまでの力を発揮してくれたことに少し驚いた。でも、そうだね。(1回目のアタックは)すでに良いラップだった。ユウキのトウによるサポートも少しあったしね」
「彼が自分の走行を1回諦めてくれたのは本当にありがたかった。そして2周目は、トウがないからタイムが上がるかどうか自信がなかった。でも、コーナーで少しだけラップタイムを上げることができた。だから本当に満足している。予選最後の1周のパフォーマンスにも満足している。もちろん、大きな疑問はレースでもこの調子を維持できるかどうかだ」
2015年以降、アブダビGPはすべてポールシッターが勝利を収めている。 直近8戦で5勝をマークし、ポイントリーダーのノリスに12ポイント差まで肉薄したフェルスタッペンにとってこれはプラス材料だ。しかしフェルスタッペンが優勝してもノリスが4位以下にならなければ、タイトルは獲得できない。
そのためフェルスタッペンは「チャンピオンシップを勝ち取るには、まだ少しの助けか幸運が必要だ」と認識している。だからこそ、レースへのアプローチは非常にシンプルだ。レース戦略について尋ねられたフェルスタッペンは、次のように答えた。
「全力を尽くす。失うものは何もない。だからもちろん、レースに勝つことを目指す。とにかく守る。攻撃する必要があるなら攻撃する。何が起こるかわからないからね。2位か3位か、あるいは優勝する。そうなれば最高だよ」

