TVアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』「ゴーストハウス」のゲームビジュアル (C)鵜飼有志・ねこめたる/KADOKAWA/「死亡遊戯で飯を食う。」製作委員会
【画像】えっ…！「地上波で放送して大丈夫？」 衝撃的な“ノーカットVer.”もある2026冬アニメを知る（5枚）
すでに全話完成済みの期待作
2025年も残すところ1か月を切り、冬アニメの時期が近付いてきました。今季はさまざまな注目作がそろっています。特に放送前から美麗な作画で話題になっている作品もありました。
圧倒的な作画で描かれるデスゲーム
細やかな作画で注目を浴びているのが、スタジオディーン制作のアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』（原作：鵜飼有志）です。デスゲームの賞金で生活費を稼ぐ主人公「幽鬼（CV：三浦千幸）」が、数々の死戦をくぐり抜ける姿を描きます。
原作はデスゲーム常連者という斬新な視点や、ミステリアスな世界観で人気を博し、「このライトノベルがすごい！」2024の新作部門で1位にも輝きました。
公開中のウルトラティザーPVでは、原作の独特な雰囲気を再現しつつ、背景の細部まで丁寧に描き込まれており、「背景美術どうなってんの、綺麗すぎ！」「ダークメルヘンな雰囲気が出てて最高のアニメ化になりそう」と期待の声があがっています。
なお、先日開催された「MF文庫J『秋の学園祭2025』」では、「すでに全話完成済み」と明かされているため、心置きなく作品を堪能できそうです。
『死亡遊戯で飯を食う。』は、2026年1月7日（水）よりTOKYO MX、ABCテレビ、WOWOWほかにて、第1話は60分の拡大版で放送が予定されています。
放送延期を経てさらに進化したダークファンタジー
TVアニメ『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』キービジュアル第2弾 (C)2024 ロケット商会/KADOKAWA/勇者刑に処す製作委員会
また、原作がさまざまな賞を受賞している『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』（原作：ロケット商会）も、PVの高い完成度から注目を集めています。殺されても蘇生され、戦場の前線に立たされるという刑罰「勇者刑」に課された人たち「懲罰勇者」と魔王軍の戦いを描いた作品で、制作はスタジオKAIが手がけます。
本作は、2025年3月にPV第1弾が公開されると完成度の高さが絶賛されましたが、クオリティーの向上や作品の魅力を最大限に伝えるため、2025年秋アニメから2026年冬アニメへ放送が延期されました。ファンからは「神作画のためなら待つ」と温かい声があがり、その期待に応えるかのように、同年9月に公開されたPV第2弾では、ダークファンタジーらしい世界観や迫力あるアクションシーンなどが、美麗な作画で描かれています。
実際にPVを視聴した人からは、「声も演技もピッタリだし途中の主人公の怖い目も良い！ 終始演出が素敵」「線のザラザラ感とか陰影が強くないところとかが凄惨さを引き立てている。期待しかない！」と国内外問わず期待を寄せられていました。
『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』は、2026年1月より初回60分拡大スペシャルで放送されます。
さまざまな受賞をした原作のファンからも作画に期待の声続々
TVアニメ『正反対な君と僕』メインビジュアル (C)阿賀沢紅茶／集英社・「正反対な君と僕」製作委員会
ほかに、周りの目を気にしてしまう女子高生「鈴木（CV：鈴代紗弓）」と、自分の意見をしっかり言える男子高校生「谷（CV：坂田将吾）」を中心に恋愛模様を描いた『正反対な君と僕』（原作：阿賀沢紅茶）も挙げられるでしょう。原作が、「マンガ大賞2023」第3位、「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」男性部門賞など数々の賞を受賞した話題作で、アニメーション制作はラパントラックが手がけています。
原作はかわいらしいポップな絵柄に鮮やかな色使いが特徴的です。公開中のPVでは原作の雰囲気をそのままアニメに落とし込み、表情豊かな鈴木も忠実に再現されています。そのため「原作に寄せていて期待しかない」などと、原作ファンからも期待が高まっています。
そのほかキャスト陣にも「鈴木の声も谷くんの声もイメージぴったり！ 鈴木の『大好きです』『一緒に帰ろ？』がリアルすぎてかわいい」「作画の感じと声優が良すぎる、これはアニメ化成功しそう」といった声があがっていました。
『正反対な君と僕』は、2026年1月11日（日）17時よりMBS／TBS系全国28局ネットにて放送されます。