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アロンソ、予選6番手に満面の笑み。タイトル争いはコース脇のスクリーンで”見守る”姿勢「月曜日のニュースになりたくないからね!」

アロンソ、予選6番手に満面の笑み。タイトル争いはコース脇のスクリーンで”見守る”姿勢「月曜日のニュースになりたくないからね!」

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1アブダビGP予選で6番手となり、メディア対応時に満面の笑みを浮かべた。レースに向けて期待は高くないものの、タイトル争いに巻き込まれることなくレースを楽しみたいと願っている。

 FP1ではルーキーにマシンを譲ったアロンソは、FP2で9番手。FP3では4番手となった。予選でも順調にQ3まで進出し、最終的に6番手。この結果には、本人も驚いているようだ。

「うん、すごく嬉しいよ。正直言って、6番手というのはちょっと予想外だった」とアロンソは予選後に語った。

「このコースレイアウトには、少し懸念があったんだ。低速域はシーズンを通して僕たちの弱点だったからね」

「アブダビでのパフォーマンスにはあまり自信が持てずにここに来た。正直に言うと、昨日はマシンのフィーリングがあまり良くなく、アンダーステア​​がひどく、低速コーナーで多くの問題を抱えていた」

「昨夜、セットアップを変更しいくつか大胆な実験を試みた結果、今朝はマシンの感触が良かった。予選でもそのセットアップを維持したが、正直言って、マシンは予想以上に競争力があった。チームのためにも嬉しいよ」

 アストンマーティンとアロンソの賭けは、予選だけでなく、日曜日の決勝レースでもマシンをより扱いやすくするはずだ。

「昨日のクルマではコーナーを曲がることができなかった。今はコーナーを曲がることができるからクラッシュを防ぐのに役立つだろう」と彼は笑みを浮かべた。

 このレースの最大の焦点は、予選でもトップ3を占めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリによるタイトル争いだろう。

 フェルスタッペンとしては、ノリスが表彰台圏内を走っている状態ではチャンピオンに手が届かないため、あえてペースを落として後続のマシンに追いつかせ、マクラーレン勢を攻撃させようとする可能性もある。

 アロンソは「それ(フェルスタッペンのスローダウン戦略)については考えてなかったよ!」と笑った。

「どうなるか誰にも分からないよ。というか、それについては考えていなかったんだ。今となっては、今夜取り組む必要があるね」

「彼がスピードを落としたとしても、追いつくのにまだ足りないこともある。だから彼はかなりペースを落とさないといけないかもね。でもそうだね、僕らは自分たちのレースをやろうと努力する。もし戦略がもっと多様化すれば、それに対応しようとする。僕らのレースは、ハースとザウバーとのコンストラクターズ選手権7位争いなんだから」

「明日は僕たちにとって他に動機となるものはないので、それをコントロールするよう努めるつもりだ」

 アロンソは、サーキットのあちこちに設置されたスクリーンからタイトル争いを見守るつもりのようだ。

「(スクリーンを見るのが)すごく簡単なサーキットだよ。ターン3には視界の真ん中にスクリーンがある。ターン5には内側にスクリーンがある。ターン7は外側に。ターン9には2つある。入口に1つ、出口に1つ。つまり、スクリーンがたくさんあるんだ!」と彼は笑った。

「明日は僕たちにとって素晴らしいレースになるだろうね」

 しかしアロンソは、自分がそのドラマの一部にはなりたくないと付け加えた。

「タイトル争いからはできるだけ遠ざかりたい。まあ、ポイントを取りたいから遠すぎるのは嫌だけどね。でも、月曜日のニュースにはなりたくないね!」

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