
年齢関係なく現代人のお悩みになっている「スマホ老眼」。見えにくいことで肩凝りや頭痛、ストレスが溜まりイライラするなど良くないことだらけ。ピント合わせに使う筋肉をほぐしたり、涙の質を整えたりといった目のケアをすれば、「スマホ老眼」の進行はグッと抑えられます。専門医の平松 類先生におすすめのケア方法を教えてもらいました。
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▶「スマホ老眼」について教えてくれたのは
平松 類先生
二本松眼科病院副院長。診療に当たりながら、目の不調や病気の知識を分かりやすく伝えるため、メディア出演や講演を精力的に行なっている。『緑内障 始めた人から改善していく66のコツ』(永岡書店)など著書多数。
遠近のピントを切り替えて見る
親指を立て(目から30cm先が目安)、じーっと見る。続いて頭を動かさずに視線だけ2m先のものに合わせる。これを5回繰り返して。毛様体筋のストレッチに!
100均の老眼鏡でピント合わせをリセットする

100円ショップの度数が中程度の老眼鏡をかけて、2m以上先をぼんやり眺めて。ピントが合わず、脳がピント合わせを諦めることで、毛様体筋の緊張が緩み目が休まります。

