子役も揃ったアットホームなトークイベントに
イベント終盤、皆さんへのメッセージとして浦井から、「クスっと笑えるシーンがたくさんあって、理子と加奈子がゴミを投げる時に、兄も一緒に落ちてくれないかな?と思っていたんです。そしたらドンピシャで落ちていったり、そんな素敵な画がたくさん登場します。それに惹きこまれていくうちに、とても感動して、泣いて、素敵な映画です。たくさんの人に広めてほしいです」とコメント。
監督も、「今日は(味元を含め)キャストもいっぱい見に来てくれて嬉しかったです。あまり派手な映画ではないので、皆さんに広めてもらって活きてくる映画だと思います。いいなと思ったら素直に広めていただけると、この映画が幸せに育っていくと思います」と語り、イベントは幕を閉じました。
さらに、味元の他に、幼少期の理子役として出演している髙木悠叶(たかぎゆの)も会場に来ていたことが明かされ、子役も揃ったアットホームなトークイベントとなりました。
ストーリー
理子の元に突然かかってきた警察からの電話。
何年も会っていない兄が、死んだという知らせだった。
発見したのは、兄と住んでいた息子の良一だという。
「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」
東北へと向かった理子は、警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子とその娘の満里奈と再会する。
兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた3人が見つけたのは、壁に貼られた家族写真。
子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一の兄が作った家族のもの……
同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に言う。
「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」
もう一度、家族を想いなおす、4人のてんてこまいな4日間が始まったー。
イベント概要
『兄を持ち運べるサイズに』 公開記念舞台挨拶
日時:12月6日(土)舞台挨拶 14:50~15:20(上映後舞台挨拶)
場所 :立川シネマシティ シネマ・ツー
(東京都立川市曙町2ー42ー26)
登壇者:浦井のりひろ(男性ブランコ)、中野量太監督
作品概要
『兄を持ち運べるサイズに』
原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊)
脚本・監督:中野量太
キャスト:柴咲コウ オダギリジョー 満島ひかり 青山姫乃 味元耀大
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
公開表記:全国公開中
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
コピーライト:©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会