
グローバルバンドメイキングプロジェクト『STEAL HEART CLUB』(毎週火曜夜10:00、ABEMA)の第6話が12月2日に日韓同時放送され、19歳の日本人ギタリスト・ケイテンがポジション争いで涙する場面があった。
■生存率50%の第4ラウンド第2回戦〈コラボユニットバトル〉
『STEAL HEART CLUB』は、ドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカルなどのバンドポジションで集まった参加者たちが、それぞれの音楽と感情、そして熱い青春を武器に最後のヘッドライナーバンドになるために熾烈なサバイバルを繰り広げる、グローバルバンドメイキングプロジェクト。
第7話では、生存率50%の第4ラウンド第2回戦〈コラボユニットバトル〉を開催。BE’O、STAYCのシウンら豪華アーティストとの多彩な“異ジャンルコラボ”が次々と登場し、新たな音楽表現に挑む参加者たちの姿が映し出された。
豪華アーティストとの多彩な“異ジャンルコラボ”が次々と披露するなか、日本人ギタリスト・ケイテンが属するイ・ユンチャンチームは〈バンド×サックス〉コラボに挑戦。ギターポジションをめぐっては、ケイテンとイ・ユンソが、抜群の相性を見せたギターデュオから一転、今回は“同じポジションを争うライバル”としての対決を繰り広げた。
ケイテンは、「僕の夢とビジョンを形にしたいです。番組を続けながらデビューへの気持ちがますます強くなっています。最後まで戦いたいです」と想いを語り、「自分が得意とするものを見せ、このラウンドのステージに立ちたい」と意気込み。
対するユンソも「経験豊富なメンバーばかりの中で以前は自信をなくしてしまった」と本音を明かしながらも、「ステージに立つ幸せを感じて、趣味だったギターに切実な思いが湧いてきました。デビューしようという気持ちが強くなりました」と意欲を語る。
披露曲であるCrush「Don’t Forget」(Feat.TAEYEON)に合わせ、2人は即興でギターソロを披露。メロディやトーンなど、楽曲の雰囲気への理解度・馴染み度を重視したチームメンバーの話し合いによって、最終的にユンソがギターポジションに選ばれることになる。
結果を聞いたケイテンは、悔しさとサバイバルへの不安に気持ちが追いつかず思わず涙。「これに出られなかったら、この先どうなるのか不安だった」と不安を吐露しつつ、「ここでデビューしたい」と切実な思いを語ったケイテン。仲間たちが「泣かないで」「ファイナルまで一緒に行こう」とケイテンを励まし、互いの健闘を讃え合いながら円陣を組むチームの姿が印象的な場面となった。
その後、笑顔を取り戻したケイテンは、「ユンソさんは本当に素敵なギタリスト。きっといいステージを見せてくれると信じています」とエールをおくり、ユンソも「ケイテンの分まで背負って頑張らないと」と責任と覚悟を胸にステージへ向かった。
■注目の日本人ドラマー・ハギワ、“韓国の伝統楽器”との異色コラボで魅せる
一方、日本人ドラマー・ハギワ属するユン・ヨンジュンチームは、国楽とエレクトロニカを融合させるアーティストユニット〈믐(Meum)〉とともに、韓国の伝統楽器を取り入れた異色のコラボに挑戦。ロック調にアレンジしたIVE「ATTITUDE」を、テグム(笛)やアジェン(箏)などの伝統楽器とともに披露するということで、日本ドラマーのハギワは、「日本人の僕が韓国の伝統楽器と合わせるなんて、めちゃくちゃ面白そう」とコメント。国楽器の繊細さに配慮しながら、繊細かつダイナミックな演奏を追求していく。
しかし、「ドラムを強く叩いたら、繊細なテグムの音がかき消されてしまうし…」とバランスの難しさに葛藤する場面も。そんな試行錯誤と猛練習を重ねた末、ステージでは壮大でロックな変調を見事に引き立てるドラムワークを披露。曲展開に合わせて“静”と“動”を使い分けたアンサンブルに、観客から大きな歓声が巻き起こる。
また、シンガーソングライターのソヌ・ジョンアは「ただドラムを叩いているだけではなく、身体全体で音を表現していたから、サビの爆発感がさらに引き立っていて。“音を耳だけでなく目でも完成させる” ような伝わり方でした」と絶賛。チーム全体としても文化の融合を見事に成立させたパフォーマンスとして高得点を記録。視聴者からも「編曲神」「演奏めっちゃええ」「ハギワのドラム毎回惚れ直す」「かっこよすぎ」と賞賛の声が上がった。
■次回、ついに生存者が半分に…セミファイナルへの切符を手にするのは?
第4ラウンド「バンドユニットバトル」の2つのステージが終了し、次回第8話では、予備ミュージシャン39名の中から、次なるステージ=セミファイナルへ進む“20名”が決定。4ラウンドのステージ結果に加え、これまでの累積グローバル投票や、追加ベネフィットが反映され、生き残る20名が発表される。
第8話は12月9日(火)夜10:00よりABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送。

