『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Dec.』後楽園ホール(2025年12月8日)
ワンダー・オブ・スターダム選手権次期挑戦者決定戦 ○飯田沙耶vs壮麗亜美×
飯田が激闘の末に壮麗を破り、12・29両国大会でのワンダー王座挑戦を決めた。
先のゴッデス・オブ・スターダム・タッグリーグ戦で飯田、壮麗がワンダー王者・小波に勝利。小波が「次の12・8後楽園ホール大会、お前らが戦え! そこで勝った方は年末のスターダム両国大会で遊んでやるよ、もちろんこの白いベルトを懸けてな。さぁゲームの始まりだ!」と宣言。この日、両者による次期挑戦者決定戦が行われることになった。
ともに得意とする逆水平合戦で幕開け。飯田が連打で押し込めば、エプロンでの打ち合いは壮麗が制し、断崖式ブレーンバスターで場外に叩き落とす。飯田も場外でのショルダータックル合戦で正面衝突を繰り返して一歩も引かず。リングに戻ってもタックル合戦は続き、壮麗が競り勝つと、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた。
なおも壮麗が串刺しボディアタック、スライディングラリアットで攻勢。負けじと飯田はショルダータックルを連発して正面突破を図り、スライディングバックエルボーを見舞うと、変型ドラゴンスリーパーで絞め上げる。耐えた壮麗はキン肉バスター、ダイビングショルダーをことごとく阻止。雪崩式ブレーンバスターでコーナー上から叩き落とした。
ダブルダウンから同時に起き上がった両者はヒザをついた状態での逆水平合戦で意地を張り合う。立ち上がっても逆水平合戦は続き、壮麗が乱打でねじ伏せる。引かない飯田もジャンピングダブルチョップで応戦。ダイビングショルダー、ファイナルカットの波状攻撃に出ると、胴締め式の変型ドラゴンスリーパーで絞め上げる。勝負あったかに思われたが、壮麗も何とかロープにたどり着いた。
壮麗は起死回生のブラックホールスラムで逆襲。飯田の飯田橋も阻止して旋回式ブルーサンダーで叩きつける。雷の如くを阻止されてもブレーンバスターで引っこ抜き、こん身のラリアットを振り抜いた。2カウントで返した飯田は雷の如くを飯田橋で切り返してニアフォールに追い込み、壮麗がラリアットを見舞っても、ラリアットで応戦。ブレーンバスターでぶん投げた。すかさず飯田はラリアットを叩き込み、フライングラリアットもお見舞い。垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪った。
真っ向勝負の激闘を制した飯田がワンダー王座挑戦権を獲得。12・29両国大会で王者・小波に挑むことになった。試合後、飯田コールの中、マイクを持った飯田は「勝ったぞー! ワンダー挑戦権を獲得したぞ」と絶叫。「壮麗亜美にようやく勝てたんで、これであっしはお前からやっと、やっと1勝なんだ。お前を倒すにはこんな死闘を繰り広げないと勝てねえ。てめえ、強すぎんだよ!」と称えると、壮麗も「飯田、お前もメチャクチャ強えよ!」と呼応。「私がスターダムに来た頃は飯田とこんなふうに満員の後楽園で、メインでシングルできるとは思ってなかったよ! メチャクチャ悔しいけど、飯田、両国で必ず白いベルトを巻いてくるって信じてるから。飯田がこの腰に白いベルト巻いたら、すぐいくから。しっかりみといてやるよ」とエールを送り、二人は抱擁を交わした。
飯田が「あっしが白いベルト巻いたあかつきには、てめえの挑戦、何度だって受けて、何度だって勝ってやる。あっしがてめえに勝ち越してやる。楽しみにしとけ。約束だ」と誓って小指を突き立てた。そして「両国、白いベルトに挑戦できる、あっしは白いベルト挑戦したかったんだよ、ずっとホントはよ」と思いのたけを口にし、「自分の思いもすべて、羽南さんの思いも背負って、あっしの手で小波に巻かれてるあの白いベルトをあっしが引っぺがしてやる」と宣言し、「小波! 見てんだろ? この試合。あっしが制したぞ」と叫んだ。
そこへ小波がやってきて飯田と対峙。飯田が「12月29日、両国でてめえを倒すのはこのあっしだよ」と宣戦布告すると、小波は白いスプレーを噴射した。が、かいくぐった飯田はラリアットで返り討ち。「何度もその手に引っかかると思ってんじゃねえ!」と言い切った。
すると小波は高笑いとともに「今日も壮麗とのゲームすっごく面白かったよ。それでお前がようやくたどり着いたのはスプレーを回避する方法か? 私が年末の両国でこの白いベルトをかけてお前と遊んでやるよ。新しいゲームの始まりだ。飯田、ジ・エンド」と通告。ベルトで顔面を殴打してやり返し、去っていった。飯田は「次はベルト回避をしっかり対策しといてやる」と宣言。「絶対に絶対にこのスターダムのリングをあっしが照らしてやる。闇をあっしが払う。羽南さんとSTARSで求めた明るいスターダム、あっしがまず第一歩を踏み出します」と誓うと、最後は「あっしを信じて未来に輝け! 達者でな!」の叫びで後楽園大会を締めた。
【飯田の話】「壮麗から初勝利。本当に壮麗亜美と約束してるし、あっしは羽南さんとまだ約束してないけど、きっと同じ気持ちだし。私がベルトを巻いてやりたいこといっぱいあるんだよ。黒に染まったあのベルトをよ、あっしが戻す。引きずり出して、新たな白いベルトのチャンピオン象徴する選手にあっしがなる。両国、てめえラスボス、あっしが倒してやる。てめえの手段を選ばない殺法かわして勝ってやる。この筋肉とともに」
【壮麗の話】「ああ! もう悔しい以外の言葉が見つかりません。でも小波の仕掛けたゲームとはいえ、こうやって飯田と満員の後楽園で、メインでシングルできて、私はうれしかった。戦ってくれてありがとう! でも次は負けないから。飯田が両国で小波から白いベルトを獲って、そしたら私が必ずすぐに挑戦しにいくから。しっかり見とくから! ガッカリさせんなよ!」
【小波の話】「飯田、壮麗。面白いゲームをありがとう。私はすごーくお腹いっぱいになったよ、今日。だけど飯田、お前が導き出したのはスプレーを回避する。それか? お前がどんなゲームを用意してるか、私も両国すごーく楽しみになったよ。面白い遊びにしようね飯田」

