サラサラの100%液体のココナッツミルクをかけよう
玉ねぎのみじん切りも、そこそこ大きめに荒くカット。それもその食堂流。そこにたっぷりとココナッツミルクを注ぎ入れます。ここ、かなり重要ポイント。このレシピにおいて、唯一、難しいポイントかもしれません。
ココナッツミルクはしっかりと振って、油分とココナッツがしっかりと一体化させてからかけましょう。固形のココナッツミルクが入ると、美味しさが損なわれると思います。サラサラの100%液体のココナッツミルクをかけましょう。
ラスト、塩を少しだけ入れて完成です。
この味はナウルの味そのものではない
さっそく食べてみます……。おおっ! イタ! ウマイ! けっこう、ナウルで食べたココナッツフィッシュに近い! ココナッツミルクよりも酸味が際立つテイスト、間違いなく、ナウルの味に近いです!
しかし! しかしです! この味は、ナウルの味そのものではない。おそらく再現度は60%。酸味の際立ちが、まだ弱いのです。日本人の味覚の感覚からすると、この時点で、かなり酸味が強いほうだと思うのですが、現地のココナッツフィッシュの酸味は、より冴えていて際立つものでした。
酸味の質が違う気がする
ということで、追加してライムを入れまくったのですが、それでも、酸味の質が違う気がします。もっとギュンギュンくる酸味。その酸味に包まれたマグロの濃い旨味こそ、ココナッツフィッシュの魅力(だと思っています)。もしかして、ライムのほかにレモンを入れたほうがイイ?
これはこれでおいしい! 普通にお店で出しても良いレベル
試しにミツカンのぽん酢を入れてみたところ、テイストがかなりマイルドでまろやかになりました。これはこれでおいしい! 普通にお店で出てきてもおかしくないレベル。でも、ナウルそのものの味とは違う気がする。むちゃウマだけど!
ということで、今後もナウル名物ココナッツフィッシュを追求していきたいと思ったのだった。
<筆者が経験したナウルのココナッツフィッシュ>
ココナッツミルクは多めでサラサラ
マグロが浸るぐらいココナッツミルクを入れる
玉ねぎは荒めのみじん切り
ライム果汁は多め
搾ったライムはココナッツフィッシュに添える
酸味は日本人の感覚では信じられないくらい強め
出汁というよりガツンと際立つ酸味でマグロを楽しむ料理
その酸味をおかずとしてライスを食べる
この夜中に、ナウル名物のココナッツフィッシュライスのライス抜きを作ってた人、日本でオレ一人だけじゃない? pic.twitter.com/N169tKJibg— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) December 7, 2025
(執筆者: クドウ秘境メシ)
