Photo:sirabee編集部経済学者で起業家の成田悠輔さんがMCを務めるYouTubeチャンネル『夜明け前のPLAYERS』が6日、動画を更新。
俳優の岡田准一さんが登場した今回、人生のなかで「後悔」していることを明かしました。
■「後悔」は14歳のとき14歳のときにアイドルグループ・V6のメンバーとしてデビューし、2021年の解散後も主演映画や舞台で精力的に活動する岡田さん。
成田さんは「1番つらかったとか、後悔したことはありますか?」と質問を投げかけると、岡田さんは「後悔で言うと…1個だけ覚えてるのは、14歳のときに地震があって」と、阪神・淡路大震災があった1995年を回顧。
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■叫ぶ姉に向かって…岡田さんは、両親が離婚し父親がいなかったこともあり、幼い頃から「父親ってどういう存在なんだろう」「大人の男の人ってどうなんだろう」と考えていたそう。
「どういう大人の男になるのか」と考えているなかでの地震。母親と姉はパニックになり、特に姉は叫び声を出しており、その声で恐怖心を募らせた岡田さんは、姉に向かって「うるせぇ!」と言い放ったといいます。
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■「それ以外の後悔はない」当時を振り返った岡田さんは「これだけは、本当に人生で後悔してる」「こういう男性になりたいというのを掲げていたはずなのに、抱きしめて『大丈夫だ、しっかりしろ』って言ってあげられるわけでもなく、突き放して『うるせぇ!』って…」と反省。
「女性に対して『うるせぇ!』って言ったことを、すごく悔やんでいて」「これは絶対にミスだ。やっちゃいけないって思ってる。それ以外の後悔はないですかね」と伝え、成田さんは「これほど、かっこいい後悔は聞いたことない」と返し、岡田さんを笑わせました。
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■後悔の根底は「自分への裏切り」“大人の男”であろうとした少年が、姉を守るのではなく突き放した…。この行動は岡田さんにとって、自身が思い描く「理想の男性の姿」を裏切るものだったのでしょう。
岡田さんのアイドル・俳優人生では、数多くの失敗や反省することは多々あったはず。しかし「これだけは」と語ったのが、14歳の自分自身が掲げた「理想の男性像」に反した行動であったことは、彼の人間性の深さを物語っていますね。
■冬野とまと
千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーの編集&ライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。
10年以上の放送作家の後ウェブの世界へ。多くのインタビュー経験を経てエンタメや社会問題の記事を書く日々。ときに、資格を持っている行動心理カウンセラーとして人の言動を研究することも。
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■【動画】該当部分は18:10~ (文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)