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「日本、豪州、イランは笑った」W杯組分けの“アジアの明暗”に海外注目「中東勢は厳しい」「最悪のシナリオだったのが…」

「日本、豪州、イランは笑った」W杯組分けの“アジアの明暗”に海外注目「中東勢は厳しい」「最悪のシナリオだったのが…」


 周知の通り、北中米ワールドカップの組分けが決定し、グループステージの対戦カードが確定した。

 この結果を受け、韓国メディア『ニュースピム』は、「アジア各国のワールドカップ組合分け抽選で明暗。日本、オーストラリア、イランは笑い、中東勢は厳しい道のりとなる」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「2026年北中米ワールドカップの組分け抽選は、アジア各国の運命のコントラストを浮き彫りにした。伝統的な強豪である日本、オーストラリア、イランはいい組分けとなったが、カタール、サウジアラビア、ヨルダン、ウズベキスタンは厳しいスケジュールに直面した」

「ポット2に入った日本、オーストラリア、イランは組合せ抽選の恩恵を最大限に活かし、グループステージ突破の可能性を高めた」

 オランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者と同じグループFに入った日本については、こう分析している。

「オランダは手強い相手だが、日本は首位に立つ十分な実力を持っている。チュニジアには5勝1敗と大きく勝ち越しており、2002年日韓ワールドカップでも2-0の勝利を収めている。欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)にも強力な相手はいない。スウェーデンは予選6試合で未勝利、ポーランドはレバンドフスキ(バルセロナ)との確執により監督が予選途中で辞任するなど苦戦を強いられた」
 
 同メディアは、オーストラリアは「アメリカ、パラグアイ、欧州プレーオフC(スロバキア、トルコ、コソボ、ルーマニア)と同組で、2位を狙う有力候補」と評価。ベルギー、エジプト、ニュージーランドと同組のグループGに入ったイランとともに、実力で大きく差をつけられている相手はいないと見立てた。

 一方で、初出場のウズベキスタンとヨルダンは、厳しい組に入ったと指摘した。

「ウズベキスタンは、グループKでポルトガル、コロンビア、そして大陸間プレーオフのチームと対戦する。ポルトガルとコロンビアという強豪2チームだけでもすでに手強いが、本大会出場が期待されるコンゴ民主共和国も最近、パフォーマンスの著しい向上を見せている」

「ヨルダンはグループJで、前回優勝のアルゼンチン、アフリカの強豪アルジェリア、そしてヨーロッパ中堅のオーストリアと対戦する最悪のシナリオに直面している」
 
 ともにアジア予選プレーオフから勝ち上がったカタールとサウジアラビアの中東2か国に関しては、「ヨーロッパの2チームを含む難関の組分けに直面した」と報じている。

「2大会連続で本大会出場を果たしたカタールは、グループBでカナダ、スイス、そして欧州プレーオフAと対戦する。カナダと相まみえるのは幸運だが、スイスとプレーオフA(ウェールズ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イタリア、北アイルランド)と同時に対戦するのは大きな負担となる。イタリアとの対戦の可能性も考慮すると、グループ2位の争いは厳しいものとなる」

「サウジアラビアはグループHでスペイン、ウルグアイ、人口52万人のカーボベルデと対戦する。ワールドカップ優勝経験を持つ2チームと対することになり、このグループが最悪のグループだと考えられている」
 
 同メディアは、グループAに入り、共催国のメキシコ、南アフリカ、欧州プレーオフD(デンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランド)の勝者と同組となった韓国代表については触れていない。

 日本は相対的に楽な組に入ったと見ているようだが、議論が分かれるところだろう。むしろ、過酷なグループという見方も少なくない。それだけ森保ジャパンの実力を高く評価しているという証左かもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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