都内でマンション購入を考える人にとって、衝撃的なニュースが飛び込んできました。LIFULL HOME'Sの最新調査によると、東京23区の中古ファミリー向けマンションの平均掲載価格がついに1億822万円に。平均価格は過去最高を更新し、20カ月連続で上昇、中古でも“億ション”が当たり前──そんな現実が、確実に進んでいます。
SNSでは「億超えのマンション誰が買えるの?」「タワマンでもないのに」など嘆く声が上がっています。
本記事では、LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」が公開した「東京23区のファミリー向き中古マンション」平均価格と、SNSなどの反応について紹介します。
(出典:不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」)
東京23区の中古マンション平均価格が“億超え・過去最高”に
LIFULL HOME'S が公開したマーケットレポートによると、東京23区のファミリー向け中古マンションの平均掲載価格は2025年11月、1億822万円(前年同月比146.0%)となりました。東京都心6区(千代田区、港区、中央区、新宿区、渋谷区、文京区)の平均掲載価格は1億7305万円(前年同月比148.2%)で、こちらも過去最高を更新。もはや、中古マンションですら「億ション」が当たり前の時代になってしまいました。
しかも、タワーマンションや超高級物件ではなく、「ごく普通の中古マンション」が調査の対象になっている点がポイントです。「都心近くで暮らしたい」「できるだけ駅に近い住まいがいい」という人にとっては、中古ですら手が出せない状況になっています。
SNSなどの声
SNSなどでは「億超えのマンション誰が買えるの?」「タワマンではなく中層マンションの中古でも億!!!」「2020年当時に都心から通いやすくて予算4-5000万で70平米の中古マンション買いたい!と思ってたエリアが、そのまま6-8000万にシフトしてる感あるなあ…。当時6000万のは億手前、7000万のは余裕の億超えまでぶっ飛んだイメージ」「いわゆるベッドタウンといわれる我が街も同じ感じ。我が家はあと数年で築20年を迎えるけれど、購入時価格より現在売りに出ている価格の方がお高い」「新築2億以上とか。もう価格はバブル以上になってますが、国民は買えないです、もう狂っています!」など悲鳴が上がっています。

