
上戸彩らが日本版声優を務める「ズートピア2」(12月5日より上映中)が、第83回ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞&シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞にノミネートされた。また、オリジナルキャラクター・ケント田貫の声をこっちのけんとが担当していることが公開され、こっちのけんとよりコメントが寄せられた。
■夢の楽園“ズートピア”に秘められた巨大な謎に挑む
本作は、映画「ズートピア」(2016年、ディズニープラスで配信中)に続く最新作。
物語の舞台となる夢の楽園“ズートピア”は、かつての肉食動物も草食動物も、大きな動物も小さな動物も、あらゆるタイプの動物たちが平和に暮らす超ハイテクな文明社会。そして「誰でも夢をかなえられる」という理想の楽園。
その街で暮らす、前向きで夢を信じるズートピア初のウサギの警官・ジュディ(CV.上戸)と、元詐欺師で皮肉屋だけど頼れるキツネの相棒・ニック(CV.森川智之)は、何もかもが正反対でありながら特別な絆で結ばれている。ある日、突如現れたヘビのゲイリー(CV.下野紘)をきっかけに、2人は再びバディを組んで潜入捜査を行い、ズートピアの過去に秘められた巨大な謎に挑んでいく。
■第83回ゴールデン・グローブ賞にノミネート
日本に先駆け劇場公開を迎えた全米を含む世界各国では、初週末5日間の興行収入が約5億5600万ドル、日本円で約866億2,480万円(※1ドル155.8円計算)を突破し、2025年世界最高のオープニングを記録した。これは、全世界でこれまでに公開されたアニメーション映画で史上1位のオープニングとなる新たな世界歴代記録であり、実写映画を含めたオープニング数字としても、「アベンジャーズ/エンドゲーム」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に次ぐ世界歴代4位にランクインする記録。
また、全米映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア91%、オーディエンススコア96%という高評価を獲得(※12月8日時点)し、世界興収はすでに9億ドル(約1,350億円)を突破している(※12月8日Box office mojo調べ)。
日本では12月5日より公開となり、初日興行収入4億1,267万円を記録。金曜初日の作品として、洋画アニメーション歴代1位とディズニー&ピクサー・アニメーション映画史上歴代1位の記録を打ち立てた。また、公開3日間の動員数は131万3,347人、興行収入は18億9,106万円を記録し、週末興行収入と動員数ランキングともに1位を達成している。
そして12月8日には、米アカデミー賞の前哨戦とされる第83回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表。本作は、アニメーション映画賞&シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞にノミネートされた。
■こっちのけんと「キャラクターというよりはほぼ自分自身という感覚」
さらに、日本のためだけに作られたオリジナルキャラクター・ケント田貫の声をこっちのけんとが担当していることが公開された。こっちのけんとが演じるケント田貫は、ズートピアのニュースを報道するアナウンサーのたぬき。頭には葉っぱを乗せながら、スーツに身を包みニュースを読み上げるキャラクターで、ケント田貫という名前もこっちのけんとからインスパイアを受けた名前となっている。
こっちのけんとは「『ズートピア』が大好きだったので、『ズートピア2』があると聞いて妻と一緒に観に行こうと思っていたら、このお仕事のお話をいただけて、本当にうれしかったですね!」と喜びのコメント。
自身の名前からインスパイアされたケント田貫という役を演じたことについて、「本当に光栄でしたね。僕も自分を動物にたとえると、たぬきだなとずっと思っていたので(笑)。まさかこういうかたちで奇跡が起こるもんだなと」と自身とキャラクターの共通点を明かし、「キャラクターというよりはほぼ自分自身という感覚があるので、こっちのけんととして1回見てもらって、またケント田貫としても見てもらうような、2度、味を楽しんでいただければないいなと思います!」とアピールした。
また、エド・シーランらが作詞・作曲し、シャキーラが歌う本作の劇中歌「Zoo」について「気が付いたら、自分も仲間に入ろうと思っちゃうような、優しくも力強い楽曲だと思うので、カラオケでも歌いたいと思います」と、アーティストならではの目線で楽曲の魅力を語った。
そして、「映画がめちゃくちゃ面白いので、映画を楽しんでいただけたら僕は一番です。ついでに、僕の演じるケント田貫のかわいらしさにハマっていただけたら幸いです!」とメッセージを送った。

