不倫や浮気をしやすい職業に共通する特徴

ここまで職業ごとの傾向を見てきましたが、実は探偵が現場で感じるリアルとして、「不倫しやすい職業には共通する条件」がいくつかあります。
職業名だけにとらわれず、「自分やパートナーの働き方が、この条件にいくつ当てはまるか」を一度チェックしてみてください。
1. 時間に余裕がありアリバイを作りやすい
不倫や浮気は、パートナーにバレないようにするために「自由に動ける時間を確保できること」が前提条件になります。自分でスケジュールを調整できる仕事や、外回り・出張が多い仕事ほど、自然とアリバイ作りがしやすくなり、密会のハードルが下がってしまいます。
男性はもともと行動を把握されにくい一面がありますが、夫が会社員で昼間家にいない家庭では、妻側も「日中は丸ごと自由時間になる」ため、行動が管理されづらくなります。こうした生活の隙間が、不倫のチャンスを生みやすくしているのです。
2. お金に余裕がある
不倫が長期化しやすい人に共通するのが、「経済的な余裕があること」です。お金があると異性から魅力的に見られやすく、デートや食事、プレゼントにも困らないため、きっかけが一気に増えてしまいます。
また、高収入の人は仕事が順調なことも多く、「時間と心にゆとりを作りやすい」点も見逃せません。余裕があるほど遊びへのハードルは下がり、不倫のリスクは高まりやすくなります。
3. 異性との出会いが多い
探偵の経験から強くお伝えしたいのは、「不倫は交通事故のように突然起きる」という現実です。最初から不倫するつもりだった人はごく少数で、多くは「気づいたら惹かれていた」「相談しているうちに特別な存在になっていた」というパターンです。
そのため、そもそも異性と接する機会が多い職場では、どうしても不倫の可能性が高くなります。最近は女性の社会進出が進んだことで、「男女の出会いの総量が増えたこと」が、不倫件数の増加につながっていると考えられます。
4. コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人は、相手の感情を読むのが上手く、「相手が求めている言葉や距離感にすぐ合わせられる」タイプが多いです。その結果、好かれやすく、親密な関係に発展しやすいという特徴があります。経営者・営業マン・医師・士業など、人と話すことが中心になる職業は、この傾向が特に強いと感じます。
女性では看護師やキャリアウーマン、女性経営者などが該当し、「相手に安心感を与えやすいタイプ」は、好意を持たれやすいがゆえに不倫リスクも高くなります。
5. ハードワークな職業
責任の大きい仕事やハードワークな職種ほど、異性から「頑張っている人」としてモテやすくなります。仕事やスポーツなどで負荷がかかると上昇するホルモンの影響で、性欲が高まりやすくなることも指摘されており、異性を求めやすくなる一面があります。
さらに、強いストレスを抱えていると、「刺激的な関係に逃げ込みたくなる」気持ちが生まれがちです。忙しい人ほど、悩みを打ち明けられる相手に依存し、そこから一気に関係が深まるケースが少なくありません。
探偵が分析!不倫や浮気をしない職業とは?
「この職業なら不倫しにくい」「この仕事なら浮気とは無縁」と言い切れる職種は、正直なところ存在しません。教師や公務員のように倫理観が求められる職業であっても、不倫が起きる事例は数多くあります。それが、これまでの調査で見えてきた現実です。
ただし、不倫が起きにくい夫婦には、「夫婦間の収入格差が小さい」という共通点が見られます。収入差が大きいほど、稼いでいる側が家庭内で優位に立ちやすく、自由に行動しやすくなる傾向があるためです。
どんな職業であっても、「お互いの収入や家事・育児の負担が極端に偏りすぎていないか」を見直すことが、不倫の予防策としては非常に重要になります。
