日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは、2026年のスーパーGT GT500クラス参戦体制を発表。2025年よりも1台少ない3台体制でエントリーすることを明らかにした。また23号車NISMOのチーム監督を、2025年限りでスーパーGTから引退した松田次生が務めることになった。
2025年シーズンまではNISMOの2台体制を含む合計4台でスーパーGTのGT500クラスに参戦していた日産陣営。しかし2026年は、このNISMOが23号車のみの1台体制となる。
ドライバーラインアップは、12号車TEAM IMPULは今季と同じ平峰一貴とベルトラン・バゲットのコンビを継続。23号車NISMOも千代勝正と高星明誠が引き続きコンビを組むことになる。また24号車KONDO RACINGは、名取鉄平が残留し、引退した松田の後任として三宅淳詞が加入する。
なお引退した松田は、23号車のチーム監督を務めることになる。
来季の体制発表に際し、日産モータースポーツ&カスタマイズの真田裕社長は、次のように語った。
「スーパーGTは日産/NMCにとって重要な活動であり、私たちのモータースポーツに対する情熱は変わることはありません」
そう真田社長は語った。
「来シーズンは3台体制でスーパーGTに臨みますが、車両開発は順調に進んでおり、国内外で綿密なテストを重ねて、開幕戦からしっかり戦えるよう全力で準備をしていきます」
「松田次生が新たに監督に就任するNISMOをはじめとした3チームが一致団結して”Nissan Z NISMO GT500”の勝利を目指してまいりますので、ファンの皆さまの変わらぬ応援をお願いいたします」
カスタマーレーシングプログラムの活動内容については、後日発表する予定だとしている。

