バルテリ・ボッタスは2025年シーズンの終了を受けて、メルセデスに別れのメッセージを送った。
ボッタスは2024年限りでザウバーのシートを喪失。2025年は古巣のメルセデスでリザーブドライバーを務めてきた。そのボッタスは2026年からF1に新規参戦するキャデラックのシートを獲得。リザーブ役を1年で終え、メルセデスを再び去ることになった。
2025年最終戦となったアブダビGP後、ボッタスはSNSにメルセデスに対する別れのメッセージを投稿した。
「ありがとう、メルセデス」
「今年、つまり”ギャップイヤー”の間に家族のもとに戻ってこられて本当に良かった。このチームはいつも僕の心の特別な場所を占めているし、チームのサードドライバーとしてのチャンスを貰えたことに本当に感謝している」
「このチーム、スポーツ、そして関わるすべてのスタッフに対して、以前よりさらに敬意を抱いている。皆の未来に幸運があるように願っている。またすぐに会おう！」
メルセデスのトト・ウルフ代表はボッタスのF1フル参戦復帰を全面的に支持しており、キャデラック加入が決まった時には、こう述べていた。
「来年、バルテリが再びF1グリッドに戻ることを目にできるのは素晴らしいことだ」
「彼はレーシングドライバーとして依然として大きな力があり、2026年シーズンの開幕グリッドに並ぶに値する存在だ。我々としてはもちろん、彼が去るのは寂しい。彼は我々のチームにおいて重要な役割を果たしてきたし、今年サードドライバーとして示した貢献も模範的なモノだった」
またボッタスを起用するキャデラックはいよいよ迎える新規参戦に向けて、アピールに余念がない。前述のボッタスのメッセージの後には、キャデラックF1公式アカウントで「時は来た」とボッタスの写真と共に投稿している。
