現地時間12月8日、NBAが今季第7週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウン、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが選出された。
12月1日(月)から7日(日)の期間中、3試合に出場したブラウンは平均34.0点、6.7リバウンド、5.7アシストをマーク。チームの全勝に貢献し、2024年3月以来2シーズンぶり、通算5回目の週間MVPに輝いた。
キャリア10年目、29歳のマルチウイングは、東西の上位チームと激突した3試合で、いずれも30得点超えと躍動。
2日のニューヨーク・ニックス戦でシーズンハイの42得点を叩き出すと、1試合の欠場を挟んで臨んだロサンゼルス・レイカーズ、トロント・ラプターズとの一戦ではともに30得点&8リバウンドをあげ、週間フィールドゴール成功率53.8%(35/65)、3ポイント成功率47.1%(8/17)を記録した。
長期離脱中の相棒ジェイソン・テイタムの分も奮闘する今季は、平均得点(29.1)とアシスト(4.9)で自己最多を更新中。チームも今季初の5連勝と波に乗り、現在15勝9敗でイースト3位に浮上している。
一方、ナゲッツの3勝1敗に貢献したマレーは、4試合で平均29.8点、4.5リバウンド、7.5アシストを記録。キャリア9年目で嬉しい初受賞となった。
28歳のスコアリングガードはこの週、フィールドゴール成功率59.5%(44/74)、3ポイント成功率62.1%(18/29)、フリースロー成功率92.9%(13/14)と抜群のシュートタッチを披露。
なかでも3日のインディアナ・ペイサーズ戦は、11本中10本の3ポイントを決め、キャリア2位となる52得点の大暴れ。続くアトランタ・ホークス戦では23得点、12アシストをあげ、早くも昨季に並ぶ5度目のダブルダブルを達成した。
マレーは今季、平均得点(25.0点)をはじめ、リバウンド(4.5本)、アシスト(6.8本)、フィールドゴール成功率(50.6%)、3ポイント成功率(44.7%)の5部門でキャリアハイのペース。大黒柱のニコラ・ヨキッチとともに、ナゲッツが17勝6敗でウエスト2位タイにつける原動力となっている。
構成●ダンクシュート編集部
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