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「今のNBAは本当に退屈」“サンダー一強”にバークレーが苦言「ヒューストンとデンバーが追いつけるかが唯一の見どころ」<DUNKSHOOT>

「今のNBAは本当に退屈」“サンダー一強”にバークレーが苦言「ヒューストンとデンバーが追いつけるかが唯一の見どころ」<DUNKSHOOT>

昨季の王者オクラホマシティ・サンダーは、開幕から圧倒的な強さを見せ、ここまで23勝1敗(勝率95.8%)とリーグ首位を快走している。殿堂入り選手で、現在は解説者として活動するチャールズ・バークレーは、今シーズンのNBAについてサンダーの圧倒的な強さがリーグを退屈なものにしていると主張している。

 今季のサンダーは開幕8連勝と好スタートを切った。11月5日にポートランド・トレイルブレイザーズに敗れて連勝は止まったものの、そこから再び波に乗り、現在15連勝中。平均123.0点でリーグ2位の得点力を誇る一方、失点も同1位の106.9点を誇り、多くの試合でブローアウト勝ちを収めている。

 こうした状況にバークレーは元NBA選手のトム・トルバートがホストを務める 『KNBR』 のラジオショーで、次のように述べた。

「今のNBAは本当に退屈だ。オクラホマシティは相手をボコボコにして勝ちまくっている。ヒューストン(ロケッツ)とデンバー(ナゲッツ)が彼らに追いつけるのか?それだけが唯一の見どころだ」

 バークレー曰くケビン・デュラント擁するロケッツと、ニコラ・ヨキッチ率いるデンバー・ナゲッツがサンダーにとって脅威となり得るが、プレーオフで倒せるかは未知数だという。

「ウエストでOKC(サンダー)を捕まえられるチームがあるのか?彼らに恐怖心を植え付けることができるのか?それが興味深いところだ」
  一方でイースタン・カンファレンスは、バークレーも予想がつかない状況だと語った。

「イーストは、どこが勝つか全くわからない。(デトロイト)ピストンズは好調だけど、本物かどうかはわからない。(クリーブランド)キャバリアーズと(ニューヨーク)ニックスはどうか?フィラデルフィア(セブンティシクサーズ)とインディアナ(ペイサーズ)はケガで沈んだし、ほかに本当に台頭したチームはない」

 また、バークレーは2015年から8年間で4度チャンピオンシップ獲得を果たしたゴールデンステイト・ウォリアーズにも言及。ステフィン・カリーを中心にリーグを支配し続けてきた彼らだが、ついに時代が終わったと厳しい現実を突きつけた。

「間違いなく下り坂だ。トム、彼らがどこにいるかわかっているだろう。聞いてくれ。彼らはNBA最高のチームのひとつだったが、もう終わったんだ。みんな年を取るんだ。これはどうしようもない」

 今季のウォリアーズは開幕5試合で4勝とスタートダッシュに成功したが、その後はカリーの故障離脱などで黒星が先行し、現在13勝12敗と勝ち越してはいるものの、ウエスト8位に沈んでいる。

 バークレーは続ける。

「ステフは殿堂入り確実のレジェンドだ。でも年齢と蓄積した疲労で故障を続けるだろう。ジミー(バトラー三世)が同じレベルの選手だとは思わないし、ドレイモンド(グリーン)も全盛期ではない。彼らは単純に年を取ったんだ、それについては、どうすることもできない」

 バークレーが語ったようにサンダーの“一強状態”となっている今季のNBA。はたして今後、王者の座を脅かすチームは現れるのか。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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