今年で4回目を迎えたプロ野球「現役ドラフト」が12月9日に開催された。今年もオール非公開のオンラインで行われ、12球団1巡目だけで閉幕。12人選手の新天地が決まった。
来季の年俸が5000万円以下で、FA権を保有していない選手が対象だが、Xでは発表前からトレンド入りするなど、関心の高さをうかがわせた。
このオフにFAで松本剛を獲得した巨人は、同じく日本ハムから2021年ドラフト7位の左腕・松浦慶斗投手を選択した。
「名門の大阪桐蔭でエースでしたが、プロ4年目の今季は登板がありませんでした。初勝利もない(通算6試合0勝1敗、防御率5.40)」投手です」(巨人担当記者)
巨人の阿部慎之助監督は「(松浦)体が大きく、球威もある」と期待を込めたコメントを発表。巨人にとっては昨年の田中瑛斗に続き、2年連続で日本ハムから投手を獲得したことになる。
その田中は2024年、日本ハムでわずか3試合の登板だったが、今季の巨人では62試合に登板して32ホールドと大活躍。520%アップとなる3900万円増の年俸4650万円で契約更改をしたばかりだ。田中に続く「2匹目のドジョウ」狙いなのか。
しかし阿部構想では、
「クリーンアップを打てる打者と、先発ローテーションを張れる投手を外国人から補強してほしい、というリクエストを球団に出しています」(巨人OB)
FAでも有原航平(ソフトバンク)や、すでに楽天入りが決まった元メジャーリーガー前田健太など、大物投手を調査こそしたものの、獲得までには至っていない。
「このオフ、阿部巨人が補強に失敗すれば、4番の岡本和真がいなくなったわけで、来季はBクラスだって大いにありえます」(球界OB)
はたしてこの先の補強はどうなるか。
(小田龍司)

