たったの5分で自家製ベーコンが作れるなんて……。豚のブロック肉の美味しさが簡単に格上げされる神レシピがこちら。
NHK「きょうの料理」で紹介された、栗原はるみさんの「こしょう豚」です。
豚のブロック肉をこしょう漬けにした料理で、作業時間はたったの5分。スライスして焼くだけで自家製ベーコンのように楽しめる一品です。ネットでも「とっても簡単」「絶品で驚き」「我が家の定番」など、高く評価されています。
今回、実際に作ってみましたので、味の印象から作りやすさまで本音でレビューします!

(写真:GourmetBiz)
準備時間:3分 調理時間:15分(こしょう豚は置き時間を除いて5分)
■材料(作りやすい分量)

- 豚肩ロース肉 (塊):300g(常温に戻しておく)
- 塩:小さじ1
- 黒こしょう:小さじ1
- こしょう豚:適量
- 卵:2個
- サラダ油:適量
- トマトケチャップ:適量
まな板、包丁、保存袋、めん棒、フライパン
■作り方
①豚肉は水けをよく拭き、全体に塩(300gの塊肉1本につき小さじ1〈6g〉/豚肉の重さの2%が目安)をもみ込むようにまぶします。

②黒こしょう(300gの塊肉1本につき小さじ1)をまぶします。

③ラップで包んでジッパー付き保存袋に入れて、冷蔵庫に1〜2日置いてこしょう豚の完成です。できあがったこしょう豚は、出てきた水分を拭き取ってラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で約1週間保存できるそうです。


④【こしょう豚のソテーと目玉焼き】こしょう豚は長さを半分に切り、縦長になるように端から5〜6mm厚さに切ってラップで挟み、めん棒で叩いて伸ばします。叩くことで焼いたときに肉が縮みにくくなるそうです。


⑤フライパンにサラダ油を中火で熱し、こしょう豚を並べて両面をこんがりと焼き中まで火を通して取り出します。同じフライパンで目玉焼きを作り、こしょう豚とともに器に盛ってトマトケチャップを添えます。



■ポイント

ピリッと辛いこしょうの風味がしっかりと効いて、パンチのある味わいが絶品。ベーコンのようにカリッと香ばしく、半熟目玉焼きとの相性も抜群です。

お肉をスライスする時に厚くなってしまっても、叩くと薄く伸びるので大丈夫です。薄く叩くことでお肉が柔らかくなり、ベーコンのようにカリッと香ばしく焼き上がります。

熟成肉ほど手をかけずに、作業はたった5分で旨みと風味がグンっと増した美味しい豚肉を楽しめるのが魅力です。温度管理なしで冷蔵庫に置いておくだけでOKなので、誰でも気軽に挑戦しやすいのが嬉しいですね。また作りたいです!
いつもの朝食がホテル並みに格上げされるので、ぜひ一度試してみてください。

■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
