最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
北川景子、森田望智との「第50回報知映画賞」W受賞に感涙「『森田さんと一緒に受賞です』って聞いて泣きそうになりました」

北川景子、森田望智との「第50回報知映画賞」W受賞に感涙「『森田さんと一緒に受賞です』って聞いて泣きそうになりました」

森田望智、北川景子
森田望智、北川景子 / ※ザテレビジョン撮影

俳優の北川景子と森田望智が12月9日、都内で開催された映画『ナイトフラワー』公開御礼舞台挨拶に登壇。「第50回報知映画賞」にて、主演女優賞と助演女優賞をW受賞した心境を明かした。

■「『頑張っているから賞とか欲しいよね』とチラッと話していたので…」

同作は、「ミッドナイトスワン」(2020年)で「第44回日本アカデミー賞」最優秀作品賞に輝いた内田英治監督の最新作。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた主人公・永島夏希が、2人の子どもの夢をかなえるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていくヒューマン・サスペンス。

北川は、ほぼスッピンで顔を崩して大きく笑い、関西弁でまくし立て、泣きじゃくり、夜のネオン街を全力で駆け回るなど、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母・夏希を熱演。森田は、夏希のボディーガードとなる格闘家・芳井多摩恵を演じた。

「第50回報知映画賞」にて、北川が主演女優賞、森田が助演女優賞を受賞し盛り上がりを見せている同作。受賞を知った時の心境について北川は「自分の受賞は信じられなくて、本当にいただけるんだって実感できるまで何日かかかったんですけど、後に『森田さんと一緒に受賞です』って聞いて、その時の方が泣きそうになりました(笑)」と笑顔で語った。

さらに撮影終了時についても「私のアップの時は泣かなかったんですけど、望智ちゃんが終わる時泣いたんですよ(笑)。『もう格闘しないんだ』と思ったら、うれしくなったし、私は戦ってないんですけど、『終わった』って感じがして泣きました」と振り返った。

北川が演じる夏希のボディーガード・多摩恵を演じた森田はW受賞について「何より、二人で賞をいただけるというのが本当にうれしかったですし、撮影中に景子さんが冗談交じりで『頑張っているから賞とか欲しいよね』とチラッと話していたのを思い出して、『本当になった!』と思いました」と心境を明かした。
森田望智、北川景子
森田望智、北川景子 / ※ザテレビジョン撮影


■ネットで感想を募集「感想などをネット上で呟いてくださったらうれしいです」

他にも、公開後の反響について北川は「普段の生活では、このような作品を撮影してるって言わないので、ママ友とかに『幼稚園の送迎でよく会ってたけど、その後これ撮ってたの!?」と驚かれたのと『こんな大変なことになってたんだね』と言ってくれました(笑)」とにっこり。

森田は「バットエンドかハッピーエンドかの考察が本当に面白いです。よくX(旧Twitter)で#ナイトフラワーで検索して考察を読んでいると、すごく楽しくてありがたいです」とXの考察を見て楽しんでいることを明かした。

最後には、会場に集まった観客に向けて森田から「同作を広めていきたいとプロデューサーさんにも言われて、(私も)まだまだ広めていきたいと思っているので、エゴサーチなんかもしておりますので、良かったら感想などをネット上で呟いてくださったらうれしいです」伝え、北川からも「私は、この作品の中では、社会的には正しい選択ではないかもしれないですけれども、自分の大切な人たちのために、命をかけて、命を燃やして日々を生きる、そんな役を演じました。何かのために一生懸命に生きるって、すごくいいことだなと思っていて、私は、自分は1人の人間としても、親としても、すごくこの作品に勇気をもらったので、きっと皆さんも今日、何かを感じて帰ってくださるんじゃないかなと思います。でも、今ここから皆さんが何を感じたのかが残念ながらわからないっていうのが、それが本当に悔しいところなので、それを是非つぶやいてほしいです」と呼びかけた。

◆取材・文=山田椋太
森田望智、北川景子
森田望智、北川景子 / ※ザテレビジョン撮影

あなたにおすすめ