この時期になると、楽天市場で「食品ロス」を削減するために作られた福袋を買っている。サイト上にはいくつもそうした商品があり、そんなにも捨てられそうな食べ物が、この世にはあるのだなと驚く。
ここ数年は、NPO法人日本もったいない食品センターが監修する袋(箱)を注文するようにしている。期限切れのものがそこそこ入っているため、気になる人は気になる……かもしれない。
しかしそこは、監修付きだから安心だ。しかもえらく安い。実際にいくつか食べてみたところ、たしかに最も美味しい時期は逃しているのかもしれないが、それでも十分に楽しむことができた。
・楽天「詰め合わせ 食品ロス フードロス 福袋」税込1900円
・満福本舗 ばななっ子(7個入)×2
・しるこサンド檸檬
・HOME RUN ひまわり(キャラメル味)×2
・ピュアポテト 海鮮しょうゆ
・かき氷シロップ×2
・ちいさなアイスゼリー
・sosfoodlabinc.×3
・海外のエナジーバー×3
・ロイヤルチャームココナッツ
・長野 林檎のたまご×2
・富士山チョコレートクランチ×8
・山梨県甲州の5年保存水×2
・ヨーグルトウォーターブルーベリー×2
・スパイスチャイ
・経口補水液
──以上だ!!
※中身が異なる場合があります
・食品ロスについて考える
段ボールいっぱいにたっぷり入っていて、かなりのボリュームだ。抱えた際にやけに重たいなと思ったが、液体入りのペットボトル商品が6本も入っていた。
中にはすでに生産が終了しているものもあり、正確な合計金額はわからないのだが、それでもこれだけ入って1900円は安いだろう。昨年(2025)も同じサイトの同じ商品を購入したが、その時は1800円だったので100円値上がりした模様。
しかしながらそもそも中身が違うので、あまりそのあたりの価格変動はアテにならない気がする。仮に100円アップしていたとして、この内容であれば何の問題もない。
ただ冒頭に書いた通りで、ほとんどが賞味期限切れもしくは、そろそろ切れそうなもの。一番長いもので経口補水液が2026年7月26日までだった。
この点については購入時にそれでも構わないか、幾度となく承認を求められる。どうしても不安を払拭できないという人は、その段階で判断できるという、ありがたいシステムだ。
試しに林檎のたまごと、ばななっ子を食べてみたが、どちらも普通に美味しい。今回の箱は御覧の通りお菓子多めなので、ちょっと小腹がすいたときにつまむ用として、ちょうど良さそうだ。
また箱の中には、商品と一緒に「NPO法人日本もったいない食品センター」からのメッセージが。まだまだ安心して食べられる旨、本販売の売り上げ余剰金は食品ロス軽減の活動費、生活困窮者への支援として活用されることなどが書いてあった。
賞味消費期限は商品として売り出すからには当然必要なものであるけれども、過ぎてしまっても食べられるものがこんなにもあるということに、改めて考えさせられしまう。
食品ロスについて思いを馳せる……というそれだけで、せめて1年に1度くらいはこちらの福袋(箱)を購入する意味があるような気がしている。
参考リンク:楽天「食品ロス削減 福袋」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
