ロウが現地時間8日、ミズーリ州カンサスシティで行われ、イヨ・スカイが王者カイリ・セインとの一騎打ちに快勝。リア・リプリーとのWWE女子タッグ王座挑戦に前進した。
イヨは11・29『サバイバーシリーズ』でリア&AJリー&シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスと組んで、アスカ&カイリ&ベッキー・リンチ&ナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドとの女子ウォーゲームズ戦に勝利。先週、リアとともにアスカ&カイリの持つ女子タッグ王座獲りを宣言すると、シャーロット&アレクサ、ベイリー&ライラ・バルキュリア、ラケル・ロドリゲス&ロクサーヌ・ペレスも名乗りを上げた。タッグ王座挑戦権争いが浮上した中、この日、イヨは王者の一人であるカイリとの日本人対決に臨んだ。
リア、アスカがそれぞれセコンドがついて開始のゴング。丸め込み合戦でしのぎを削ると、カイリはイヨのポーズを真似て挑発し、フライングヘッドシザースで吹き飛ばす。イヨもトンボを切って翻ろうし、低空ドロップキックで反撃。場外ダイブの構えに入ると、アスカがエプロンに上がって妨害する。すかさずカイリがエプロンから場外へのダイビングエルボーを放った。
リングに戻るとイヨはエルボーを連発するものの、カイリが逆片エビ固めで絞め上げて主導権を渡さず。アスカもスキを突いて介入する。なおもカイリが急角度の逆エビ固めでギブアップを迫ったが、しのいだイヨはアッパー掌底を連発して反撃を開始。フラップジャック、スワンダイブ式ミサイルキックで巻き返す。串刺しランニングダブルニーを突き刺し、ムーンサルトを狙ってコーナーに上がった。
これはカイリが察知して阻止。イヨをコーナー逆さ吊りにすると、ダイビングフットスタンプを投下した。イヨもローリングバックブローをかいくぐり、顔面蹴りを見舞っていく。ダブルアーム式バックブリーカーが不発に終わり、カイリのスライディングエルボーを食らったが、エプロンでの攻防はイヨがジャーマンで制し、ラ・ケブラーダを発射した。
リングに戻るとイヨはムーンサルトを狙ったが、アスカが妨害し、コーナー逆さ吊りに。怒りのリアがトラースキックでアスカを制裁し、バリケードに投げつけた。イヨもダイビングフットスタンプを狙うカイリをウラカンラナで叩き落とすと、ムーンサルトプレスを放って3カウントを奪った。
イヨがカイリとの一騎打ちに快勝。リアとの女子タッグ王座挑戦実現へ向けて王者撃破の結果を出した。
一方、ジャッジメント・デーはラケルが女子世界王者・ステファニー・バッケルに照準を絞ったため、リヴ・モーガン&ロクサーヌにチーム編成を変更。この日、ロクサーヌがライラとの一騎打ちに勝利した。
今週のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

