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F1アブダビポストシーズンテスト|アストンマーティンのジャック・クロフォードが最速タイムを記録。メルセデスは早速アクティブエアロを持ち込む

F1アブダビポストシーズンテスト|アストンマーティンのジャック・クロフォードが最速タイムを記録。メルセデスは早速アクティブエアロを持ち込む

アブダビのヤス・マリーナ・サーキットを舞台にF1のポストシーンテストが行なわれ、アストンマーティンの今季仕様マシンを駆ったジャック・クロフォードがトップタイムを記録した。

 今回のテストは、ふたつの目的のために行なわれた。ひとつは、来季用のマシンのサイズとタイヤに慣れるため。そしてもうひとつは、ルーキードライバーにF1マシンでの経験を積ませるというものだった。

 そのため各チームは、2台持ち込んだマシンのうちレギュラードライバーが走らせる1台は、2026年用マシンのサイズを実現し、ピレリの2026年用タイヤを履かせたミュールカーとした。そしてもう1台は、2025年仕様のマシンそのままで、ルーキードライバーが乗りこんだ。

 そんな中トップタイムをマークしたのは、アストンマーティンのヤングドライバーテスト用マシンに乗ったクロフォードで、1分23秒766というタイムだった。2番手にはザウバーのポール・アーロン、3番手にはウイリアムズのルーク・ブラウニングが続いた。岩佐歩夢(レッドブル)は5番手。平川亮(ハース)は途中クラッシュがあったもののダメージはリヤウイングのみであり、すぐにコースに戻ることができ、合計121周を走って8番手だった。

 ミュールカーでのトップタイムは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリで、最速だったクロフォードよりも約1.5秒遅かった。

 なおこのアントネッリのマシンには、2026年シーズンから採用されるアクティブエアロのプロトタイプ版が搭載されていた。ピレリはこのテストで、タイヤにかかる不可を考慮して最高速を300km/hに制限したが、アントネッリのマシンはアクティブエアロが搭載されていたため、この制限が課されなかった。

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