ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・メッツからフリーエージェント(FA)となっていたMLB通算253セーブのエドウィン・ディアズと3年総額6900万ドル(約107億円)で契約合意に達した。現地12月9日(日本時間10日)に複数の米メディアが報じ、LA重鎮記者は球界屈指のクローザー加入に狂喜乱舞している。
今季、球団史上初となるワールドシリーズ連覇を達成したドジャース。そんな常勝軍団は今季までメッツの守護神として活躍した右腕と合意。今季は62試合に登板して6勝3敗28セーブ、防御率1.63を挙げた。
ドジャースは今シーズン、守護神として期待された左腕のタナー・スコットが10度のセーブ機会を失敗する不振。ポストシーズンになると佐々木朗希をクローザーに据え、ワールドシリーズでは豪華な先発陣をリリーフに回すなど、最後までブルペンに課題を残した。ゆえに、来季はリリーフ投手の補強がポイントになっていた。
メジャーを代表する守護神の電撃加入はLAメディアも早速反応している。専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン氏は自身のXにディアズの契約合意を発表すると、再びXを更新。「ディアズは2025年、私がドジャースのFA獲得最優先候補として挙げていた選手だ。彼は今もなおトップクラスの実力を保持しており、ドジャースには時間を無駄に費やす余裕はない。この好機を最大限に活用しなければならない」と綴り、剛腕の加入を大歓迎。ワールドシリーズ3連覇に向け、大きなピースだと主張した。
加えて、「ドジャースはここ3年連続でそうしてきたように、狙った選手を獲得するだろう」と意味深なコメント。さらなる補強を示唆した。
現代のメジャーを席巻するスター軍団に最強守護神が加わる。
構成●THE DIGEST編集部
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