Photo:Sirabee編集部8日23時過ぎに青森県東方沖で発生した最大震度6強(マグニチュード7.5)の地震。
北海道、青森、岩手県で合計50人以上が怪我を負い、いまも停電や断水などが続く中、お笑いタレント・やす子が発信した情報がネットで話題を呼んでいる。
■「余震があるかもしれません」と注意喚起ポスト23時15分ごろに発生した今回の地震。同規模の地震は、能登半島地震(2024年1月1日発生)以来で、各テレビ局は被災地で発生した火災の様子や、津波を警戒する緊急地震速報を流し続けた。
やす子がXでポストしたのは地震発生からわずか20分後。「地震大丈夫ですか!? 余震があるかもしれません!!」と、被災地のXユーザーに注意を喚起した上で「津波注意報=警戒 津波警報=即退避」と、投稿した。
関連記事:寝るときは、近くに「アレ」を置いて やす子が呼びかけた“地震への備え”が参考になる
■被災時に使える「知識」もやす子は元陸上自衛官で、退官後は芸人として活動しつつ、2024年4月からは有事や災害時には自衛官として任務に当たる「即応予備自衛官」にも就いている。
今回の投稿では「お風呂の水は抜かない!! 寝る場合枕元やすぐそばに靴を置いてください!! ガス臭くなってきたり、壁に亀裂が入っていたら避難!! カイロは背中の肩甲骨の下に貼るとすぐ温まります!!」と、災害時のライフハック術も綴っており、次の投稿では、気象庁が発表した巨大地震への備えに関するニュースをリポストしている。
関連記事:避難するとき、家の「アレ」は必ず切って 意外と知らない災害対策を警視庁が紹介
■「本当にありがとう」「心強い」と反響ネットでは、そんなやす子の投稿に「やす子さんの的確アドバイス、心強いわ」「的確な地震時の行動」「こういう具体的な指示はとってもありがたかった」「本当にありがとう」と称賛の声が相次いでいる。
一方で、「停電に備え、スマホは低電力モードにし連絡はデータ量の少ないSMS等を優先」「カイロはつま先からかかとにかけて貼りました」「紙オムツ、パッドあると便利です」と、別のアイデアを共有するファンも散見されている。
関連記事:片岡愛之助、能登半島地震発生時の出来事を振り返り 「胸が痛かったです」
■過去の教訓をいかして…各局は地震発生して以降の数時間、津波から避難するよう何度もアナウンスを繰り返した。
その報道を「大げさすぎる」「結局津波来てない」と冷めた目で見たXユーザーも一部存在したが、2011年に発生した東日本大震災では、地震発生から約2時間も経った頃に到達した津波で多くの人が亡くなっている。筆者の故郷でもある千葉・旭市の飯岡地区だ。
今回の地震における被害がこれ以上広がらないことを祈りつつ、起こるかもしれない「余震」「本震」にも警戒したい。
関連記事:東京湾が震源地の地震にネット騒然 おばたのお兄さんは「震度5弱より揺れた気がした」
■地震発生20分後に投稿されたやす子のポスト■著者プロフィール地震大丈夫ですか⁉️
余震があるかもしれません‼️お風呂の水は抜かない‼️
寝る場合
枕元やすぐそばに靴を置いてください‼️ガス臭くなってきたり、壁に亀裂が入っていたら避難‼️
カイロは背中の肩甲骨の下に貼るとすぐ温まります‼️
— やす子 (@yasuko_sma) December 8, 2025
キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。
政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。
(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)