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ベッツの遊撃コンバートは「王朝時代を象徴するひとつの決断」米メディアが守備力を称賛「最も難しいポジションで驚異的な数字を…」

ベッツの遊撃コンバートは「王朝時代を象徴するひとつの決断」米メディアが守備力を称賛「最も難しいポジションで驚異的な数字を…」

ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツが来季も遊撃手を守ることが確実となった。現地12月8日、米メディア『ClutchPoints』は「ロバーツ監督がベッツの遊撃起用を明言した」と伝え、さらに「この方針は、ベッツがそのポジションで見せた輝きを踏まえれば予想通り」と報じた。

 ベッツは2024年シーズンから右翼手ではなく遊撃手としての出場機会が増え、本格転向を果した今季は148試合(出場150試合)で遊撃を守った。

 ロサンゼルスのスポーツサイト『LAFB Network』は、「ベッツのコンバートは見た目だけのものではなかった。25年に本格的に遊撃へ転向して以降、『+6 OAA(Outs Above Average=平均的な選手よりもどれだけアウトを奪ったのか示す守備の指標)』という、最も難しいポジションで驚異的な数字を叩き出した」と守備力を称え、「今季、右翼でプレーしたのはわずか1イニングだけで、外野へ戻る道は完全に閉ざされた」と評した。

 続けて、ベッツの遊撃でのプレーに対して「完璧にものにした」と強調。「32歳にして、ありふれた打球を確実にアウトにし、難しい打球もアウトにつなげた。その安定性が最も表われたのが、ワールドシリーズ連覇を決めた第7戦最後のダブルプレーだ」と、世界一決定の場面を振り返っている。

  さらに同メディアは、球団史上初の連覇を達成したドジャースにおいて、個人としても“偉業”を成し遂げた背番号50に向けて次のような賛辞を贈った。

「ベッツの遊撃へのコンバートは、王朝時代を象徴するひとつの決断として語り継がれるかもしれない。派手ではないが、根幹を成す選択として――」

 3連覇を目指す26年シーズンも、ベッツの好守両面への期待が大きいのは言うまでもない。超人的な身体能力を発揮し、フィールドで躍動する姿が今から楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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